大問2~5:選択問題(文法)編
例年の傾向を考えれば不思議な大問でしたねー。
ここ数年は対話文・説明文の配点が全て2点で計27点くらいと、共通テストみたいな力を重視していたにも関わらず・・・。
今回は文法"のみ"で15点というなんか逆行する傾向が出ちゃいましたね。
そのはずみで長文の配点は大きく下がるという構成になっていたので、例年より間違いなく平均点は上がるかなと思います。
ということで、その1つ1つをつぶさに見ていくとしましょう。ちなみに以下の4つから3つを選ぶ、というものです。
選択問題2⃣
(1) ただシンプルに比較級へ変えるだけ。超イージーです。
(2) 少しだけ悩んだ並び替えです。『後置修飾だ!』と気付けるかどうかが勝負の分かれ目ですね。
(3) (C) なんか英検っぽい問題です。意味がわかれば何の問題もなし。
(D) 過去分詞を閃けるかどうかですね。学校でやってれば即答モノです。
選択問題3⃣
(1) 『be』の過去分詞形を書けたらOK。落とせません。
(2) 関係代名詞を用いた並び替えです。習ってさえいればイージー寄り。
(3) (C) It is 構文の定型文。これは落とせない!
(D) ある種の熟語をしっているかどうかなのですが、ぶっちゃけ単語の意味が分かれば自然に解けます・・。
選択問題4⃣
(1) ただシンプルに最上級へ変えるだけ。ひねりもないので超イージーです。
(2) 『間接疑問文だ!』・・・ってのを習っていれば解けるかなと。受動態と絡まっているので少し難?
(3) (C) 現在分詞の知識があれば即答です。
(D) 『to』があれば『be known to』との使い分けで悩むところですが、選択肢にないので解答のそれに一撃でたどり着けます。
選択問題5⃣
(1) 前置詞の後は動名詞という鉄板。宮野と白石の生徒には超伝えてきたテーマです。
(2) 現在完了形のヒネリがない並び替え。カモにしましょう。
(3) (C)【how to】を知っていればなんとなくでも当たる問題。他の物は文法的に終わってます・・。
(D) 正直、人+to Vの形を取れるのは解答だけなので、意味不明でも解けるはず・・!
てなわけでまとめると、
易化しながら配点アップという感じなので、
長文\(^o^)/という生徒は救われて、
逆に英語が得意な生徒は1ミスで差が付く構成になっちゃった
と、そういう印象を抱いちゃいますね・・。
ってことで次からいよいよ、長文セクションに入ります。