今回ので確信したのですが、モノが溜まっていく原因は『ま、いっか』という思いです。
例えば、白石校の3階に段ボール箱を持って上がりました、としましょう。
すると当然、それを持って降りる際は、また3階分それを持って下らねばならない訳です。
たった段ボール1箱のためにそのコスト(時間と体力)を割くのか?
合理的に考えれば、ある程度溜まってから捨てるのが確かにベターです。
すると、『ま、今度でいっか』という思いが生まれ、そこにそれが放置されます。
2箱目以降はまるで雨後のタケノコの如く。
気付けば、『大掃除のときでいっか』という段階に、悲しいかな進んでしまうというわけです。
これは色々なアイテムも似たところがあります。
電池やペンなど、意外と捨てるのが面倒なアイテムだと猶更ですね。
そういったアイテムは、当然後手後手になり、気付けば隅っこの方に集まります。
するとそういうのが『ま、いっかオーラ』をヴァリヴァリに放ち、他の物が溜まっていくのを加速させる。
僕にはそう思えてなりません。
周りが勉強熱に乏しい状態で、自分だけが頑張るのは非常に難しいのと似ています。
やはり、雰囲気が持つ力は大きいので、それは意思で跳ね返すのはかなり大変だと思います。
・・・ちなみにこの問題は、僕は教室運営にも通じると睨んでいます。
少し自分のことを書くのですが、僕は生徒に、
『マジで説明を盗るな』という声掛けを徹底しており、
うっかりした質問や発言も、僕が説明している間は取り合いません。
(事前説明はしてますし、説明後にちゃんと聞き直してますよ)
しかし同時に、『15分以内で説明は終わるから』という風に宣言し、
タイマーをセットしてまでかなりキッチリ自分にもルールを課しています。
これもまた、『ま、いっか』オーラを充満させないための心掛けですね。
「口だけ」と思われたら心外なので、ルールに従う姿ってのは示した方が良いかなと。
自論ですが、そう考えてますので・・。
ということで話を戻します。
思うに、教室運営も色んな物も、少しナァナァになっていく際のきっかけは同じ。
たったひとつの特例を認めることです。
そしてこれは、意志の力であらがうのはなかなかに難しい。
だから今回、僕は大掃除をした校舎について、
『綺麗に保とう!!』
という意識を持つのを止めました。
そうではなく、
『これさえやっときゃ勝手に綺麗になるシステムってなんだ?』
ってのを考えることに決めています。
『どうすれば紙ごみは溜まらなくなるのか?』・・そういうのを突き詰めるという感じですね。
まぁ結論は簡単で、『たまに捨てればいい』というただそれだけなのですが・・・。
今のところは、曜日を決めて処理場に持ち込むとか、シュレッダーにかけるとか、
そういうルールを自分に決めることから始めようかなと考えています。
一気に清掃するのを期待すると、
雰囲気が好ましくない方に固まる。
そしてそれらは、一気に清算はできない。
・・・少し深くみえて、つまりもう少し自制せいという話に落ち着いた大掃除でございました。
30歳になる今年、もう少し自分の制御、頑張ります(^p^)
ちゃんちゃん。
追記:
野上塾長にご褒美焼肉へ連れて行っていただきました!
ありがとうございました!とても美味しかったです!
足の親指も腫れてません!!