山口市・宇部市の学習塾
かわしま進学塾の鮎川です。
今回は、令和4年度
山口県公立高校入試の得点状況
が開示されたので、それについて
話していきます!
1.令和4年度得点状況
まずは得点状況です。
こちらは山口県の高等教育課の
サイトで確認することができます!
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/180/
英語以外の平均点は軒並み下がっており、
全体では20点も下がっています💦
私は国語の解説をブログに書いているので、
よければこちらもご覧ください!
https://kawashin.info/24169
2.ふたこぶラクダ現象
1.で確認したグラフの部分を
再度ご注目してほしいのですが、
このように、山が2つになっています。
それほど極端な山にはなっていませんが、
141~160点の学力層と
101~120点の学力層が
多く、121~140点の学力層が
少しへこんでいる部分があると思います。
山口県の場合は、少し緩やかですが
今までにない傾向ではあります。
これを
『ふたこぶラクダ現象』
と言っています。
要するに勉強が
「できる層」と「できない層」
に2極化しているという問題です。
教育は社会の関係と非常に
密接に関わっていて、
勉強が「できる層」は
親の収入も高い傾向にあり、
どんどん教育にお金をつぎ込み
教育していくことで、
勉強が「できる層」を維持していきます。
逆に勉強が「できない層」は
親の収入が低い傾向にあり、
教育にかける余裕がなく
勉強が「できない層」でい続けるしかない
という構図です。
これが格差社会をますます
深刻化していく
と言われているわけです。
この問題を山口県全体、さらには
国全体で解決していくためには
政治の力が必要です。
では、『塾』という
小さな単位でできることは
ないのでしょうか・・・?
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