KAWASHIN アイデア 勉強法

『ひねられたら点が取れない・・』そんな方にオススメな、応用力を高める勉強法を3つご紹介!

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1.『教えるつもり勉強』

 

知識をただ入れるのと、それを人に伝えるのとでは、勝手が全く違ってきます。

 

例えば、高校レベルになるのですが、こんな問題があったとします。

 

He takes care of her cat.(her catを主語にした受動態に変えよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尚、答えは、【Her cat is taken care of by him.】です。

正直、解くだけなら解けるという人は多いのではないでしょうか。

 

では、『なぜこの答えになるか説明してください』と言われればどうでしょうか?

 

次元が変わったことが分かると思います。

 

人に説明するためには、単語や熟語、文法の知識の理解だけは不十分です。

 

それらがどう組み合わさってこの答えになるのかまで、順を追って述べる必要があります。

例えば、【of byって気持ち悪くない?】と言われたら、なんと答えますか

 

―これを考えることがまさに、【応用力】の訓練にうってつけな学習法

頭にかかる負担は大きいですが、その分のリターンもまた然り。

 

 

本当に誰かに説明する必要はありませんので、

勉強が苦手な友人や兄弟をイメージしつつ、

『どう教えようかな?』という目線で知識を入れてみましょう。

 

 

2.『共通点でくくる法』

「フリー画像 ベン図」の画像検索結果

https://support.office.com/ja-jp/article/%E3%83%99%E3%83%B3%E5%9B%B3%E3%82%92%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B-d746a2ce-ed61-47a7-93fe-7c101940839d

 

少し難度が高いですが、

『何か知っていることに似ていないかな・・』

という意識を持ちながら知識を入れるのは効果が高いです。

 

『○○とかけて、××と解く』といった謎かけみたいなイメージですね。

 

英語で言えば、

 

・can,will,should,mustといった助動詞は、

疑問文と否定分の作り方が同じだなあ

 

とか、

 

・それぞれ、別の表現で同じ意味にすることができるなあ

(be+able+to,be+going+to,had better,have+toなど)

 

とか。

 

そういった”くくり”ができると、記憶の定着は格段に高まります。

 

『自転車も原付も結局原理は同じだよなぁ』と気付けば、

途端に勝手がつかめるといった状況に似ています。

 

 

この学習法はやや上級者向けですが、

『知ってることと、つなげられないかなぁ』と意識を向けてみるのもまた一手です。

 

 

3.『キリが悪いところで終えちゃう法』

「フリー画像 ばってん」の画像検索結果

 

なぜドラマの続きが気になるのか?

なぜ週刊誌の漫画はあんなに続きが読みたくなるのか?

 

 

実はその答えはシンプルです。

【キリが悪いところ】で止めているためです。

 

 

【キリが悪い】とはつまり、【先が気になる】ということ。

そういう状況に置かれると、脳は勝手に”そこから先”を考えてくれます。

 

例えば、ドラマや漫画の続きについて、

友人と【こうなるんじゃない?】と話し合った経験はないでしょうか。

 

或いは自分で想像を膨らませたり。

 

実はこの効果は、勉強でも応用が可能です。

 

 

―少し話が複雑になりますので、軽い気持ちでここからは読んでください。

 

 

試しに、次に問題演習やテキスト暗記に取り組むときは、

【15分程度】でタイマーをセットし、制限時間を設けてみてください

 

そして、それが鳴った時は、【どんなにキリが悪かろうが】そこで止めましょう

 

 

ちなみに、新しい知識を入れる時間を作ったら、

そこから数分はあえて【何も考えない】時間を作ることが大切です。

 

 

記憶の定着は、ボンドが固まるのに時間が必要なのと同様、

ある程度放置することが要です。

 

 

さてさて。

 

 

こうしてキリが悪いところで学習を止めて休憩を挟むと、頭の中で一体何が起きるのか。

 

 

それは、【脳が勝手に問題を解いてくれたり、記憶を整理してくれたりすること】です。

「フリー画像 脳」の画像検索結果

 

 

皆さんも、人の名前など、

思い出したくてもどうにも出てこなかった・・という経験はないでしょうか。

 

 

そしてそれがふとしたタイミングでポン!と閃いたことも。

頭の上に電球が出るというのは、言いえて妙なイメージです。

 

 

僕らの脳は働き者で、意識を向けていなくても勝手に情報を処理してくれています

 

 

上記のような、いわゆる【閃き】は、

無意識に脳が作業をしてくれた結果である、とも言われています。

 

 

―ただ、それは学習した情報がカオスなときや、

何かを必死で思い出そうとしたときのみ。

 

 

キリが”良い”情報は、そこで完結しているため、

特別脳が無意識に整理整頓する・・といったことが起きにくくなります

 

 

またそうすることで、【学習に対する飽き】が来ることも懸念されます。

 

 

一話完結のドラマより、ストーリーが続くものの方が、

継続して視聴してしまうのと同じことです。

 

 

常識の感覚とは大きくずれているかもしれませんが、

あえて【キリが悪い】情報を作ることもまた極めて大切です。

 

 

―ということで学習方法の話はざっくりここまでですが、最後に1つだけ質問です。

 

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