みなさんこんにちは!
山口・宇部市の学習塾、そろばん、習字教室、(株)KAWASHINの川島です。
2月に入り、私立大学入試が本格化してきました!!
私立大学の入試は多種多様で、毎年受験知識のアップデートが必要です。(塾講師としてこの把握が一番大変・・・)
実は、どうでもいい部類に入るんですが入試の世界で『入試』という言葉を使わなくなっているのをご存じですか?
ちょっと言ってる意味わかんないんです。と聞こえてきそうなんですが、例えば、
入試の王道とされている『一般入試』、2021年度入試から【一般選抜】と呼ばれるようになりました。
要は、入試という言葉が【選抜】と表記されるようになってるんです。(実はどうでもいいことすぎて、私は先ほど気づきました)
大学入試(選抜)の種類は大きく分けて【一般選抜】【総合型選抜】【学校推薦型選抜】の3つ。
【一般選抜】は言わずもがな、学力勝負の選抜。
【総合型選抜】は2020年度までアドミッションオフィス入試(AO入試)と呼ばれていたもの。
AO入試時代から変わったこととしては、調査書などの出願書類だけでなく、各大学が実施する評価方法など(小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績など)もしくは大学入学共通テストのいずれかが必須化されるようになりました。
今年度、わが校からとある有名校に総合選抜型入試で合格した生徒がいますが、一言で特徴を述べると、やはり「大変しっかりした子」でした(笑)
自分の考えをしっかりと言葉にすることができ、計画性があり、約束を必ず守る。あと姿勢がよい(笑)
当然、日々の勉強をきちんとこなすため定期テストの点数もしっかりととる子でしたね。
一般入試ではなく、指定校推薦やアドミッション入試で合格した生徒はその後の就職で不利になる。(だって、一般入試用の勉強あまりしてないから学力低いでしょ?)みたいなことを過去言われてましたが、それはとんでもない話です。
推薦入試で合格する子は高1からずっと頑張った子。みんながさぼっているときもしっかりと頑張れる子。本当に実直な子が多い。うちに就職してほしい・・・。と本気で思える子たちばかりです。
【学校推薦型選抜】はいわゆる推薦入試です。総合型選抜が自己推薦であることに対し、こちらは名前の通り学校の推薦となります。
大学側が指定した評定平均を上回っていないと、学校から推薦はもらえません。
その中でも『指定校推薦』と呼ばれる枠は、各高校に対して何人までと制限が設けれらており、この枠を勝ち取ることができたら合格率はかなり高いです。ただし、専願に限られ、その大学に合格したら入学先としてほぼ確定します。
そして推薦入試につきものなのが面接。
いまやコロナの影響でオンライン選抜を導入し、リモート面接も増えてきていますね。
一昔であれば想像すらしていませんでしたねー。
というわけで、今後も様々な選抜方法が出てくると思いますが、その都度みなさんに紹介できればと思っていますよー!