①準備物
まず、その学習には何を使うのか?非常にシンプルで、以下の3つです。
1.ノート
2. 3色ボールペン
3. 覚えたいテキスト
尚、これは蓄積することに意味があるため、
ルーズリーフよりノートのがいいです。
(ちなみに僕は、世界史の知識はほぼ無いです)
では、以下具体的な方法について書いていきましょう。
②まずは10分、覚えたいテキストを読む。
まずは自分が覚えたいところまで、区切りよくテキストを読みましょう。
大体10分前後がオススメです。(きちんとタイマーで計ること!)
この際、『よし、読みながら暗記しよう!』なんて、特に気負わず大丈夫です。(多分無理なので)
ただし、『この流れ、あれと似てるなあ』『この言葉、中学でやったなあ』といった、
自分が既に持っている知識とつながりがあるかどうかは、必ず意識するようにしてください。
覚えたいところまで目を通したら、いざ次のステップです。
③自分ならギリわかる程度に、ノートへまとめる。
この段階で、知識を身に着けにかかります。
先ほど読んだページを再読し、それについて『自分がギリわかる程度』に言葉を削り、砕き、ノートへメモしましょう。
自分なりに重要度のルールを付けて、色ペンを使い分けても構いません。
コツは何より、丸写しをしないことです。
厳しいことを言いますが、丸写しは頭を使わないので、まず賢くなりません。
自分さえわかれば良いので、例えばいい加減なイラストや、ヘンな語呂合わせも、理解の一助になるならバシバシ書き込んでやりましょう。
ちなみに僕はそれに加えて、『教科書やテキストの説明では意味を掴み切れない語句や流れ』には印をつけておき、別の時間にネットか何かで調べて補完しています。
・・・上記のを踏まえると、こんな風なのが仕上がります。
この時点で結構、自分なりに情報は整理できています。(解読は不可能でしょうが・・)
そして、次のステップを噛ませると、学習は一応完了となります。(完成ではないですよ!)
④翌日か翌々日、ノートを基に説明を思い出す。
後はトドメです。ノートにある一見意味不明な情報を基に、
『テキストの説明を思い出す』という作業を行いましょう。
例えば、『ここで自分はアッカド人からシュメール人に線を引いて×を書いているけど、どういうつもりで書いたっけ?』と自分に問うということです。
そこで思い出せなければ、もっかい復習すれば良いだけです。
これは次回勉強時のウォーミングアップとしても最適で、何より定着度が跳ね上がります。
テスト前はノートを見返すだけで復習のほとんどが終わるため、効率も優れています。実際今も、ぶっちゃけほぼ覚えてない世界史の知識、今回やったところだけ多少詳しくなれました。
これは暗記系科目に向いていますが、やり方次第では数学や英語等にも応用は出来ます。
ぜひ色々とアレンジを試してみてください。
普段の受け身な勉強や、ただ書き写すだけのノートに異議を見いだせていない飽き性な同志たちは、是非一度試してみてほしいと思います。
中学校の時は態度がアレで成績に2を付けまくっていた、僕からのアドバイスでした。
KAWASHINグループ
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