こんにちは。山口市、宇部市の学習塾「かわしま進学塾」の奥村です。
大内校では今日、今年度最後の中3集団受講生の通常授業が行われました。
中3生は残すところ入試直前授業のみ!いよいよラストスパートです!
1年前のどこか気合の入り切っていない頃から比べると、みんな本当によく頑張ってきました。
ポツポツと自習に来る生徒が増え、冬期講習が終わってからは毎日塾で勉強している生徒もいましたし、
同じ質問をわかるまでとことんぶつけてくる生徒だっていました。
そんな努力の成果を試すときである公立高校入試本番がいよいよ残り1週間を切ったわけです!!
ですがやはりそんな状況であるからか、焦りや不安が見て取れました。
多くの中3生にとって、入試というものは初めての経験ですし、そうなってしまうのも仕方のないことだと思います。
ですので、今日はこの場を借りて有名なあのキャラクターのお話をしたいと思います。
それは...のび太くんです
のび太くんといえば何をやってもうまくいかない、冴えない男の子です。
ですが、彼から学ぶことは本当に多いと、とある本を読んでから感じるようになりました。
「のび太という生き方」という本なのですが、以前この本を用いた読書感想文を中学生が書き、話題にもなっていたのでご存知の方も多いと思います。
ドラえもんというマンガを見なくなってもう久しいですが、
大人になった今、子供のころに感じていたのび太くんへの印象がこの本を通してガラッと変わりました。
とにかく、のび太くんはひたむきなんです。
ひとつエピソードを紹介したいと思います。
ある日、自然破壊で絶滅した動物についてのテレビを見たのび太くんは、
「僕たちはもっと自然を大切にしなければいけない」と思い立ちます。早速ドラえもんに相談し、テレビで見た絶滅動物を現代に連れてきて
自由に暮らせる楽園をつくろうと提案します。それにドラえもんも賛同してくれ、ひみつ道具を使って動物たちを連れてくることに成功します。
いそいそとその計画を進めるなか、ひょんなことから通りがかった動物学者にその姿を目撃されてしまい、町中が大騒ぎとなってしまいます。
もはや隠し通すことができないと悟ったのび太くんとドラえもんは、
別れを惜しみながらも動物たちの楽園を遠い海に無人島を、安心に、平穏に暮らしていけることを願いながら作ることにしたのでした。
子供のころの私は、この話を のび太くんのわがままに付き合ってあげているドラえもん と深く考えず捉えていました。
動物たちのその後が描かれていないとはいえ、こののび太くんの計画が成功したのは、ひとえにドラえもんのおかげだと。
ですが、今となってはのび太くんの人となりが全ての発端となっていることがわかります。
テレビ番組に触発されたものではありますが、のび太くんは何かを思い立ち、それを行動に移します。
様々な妨害が入りながらも、それを決してあきらめず、ついには「動物たちの楽園をつくる」という願いを叶えます。
こののび太くんのように、思い立ち行動に移すこと、夢を思い続け、諦めない意思をもつこと。
現実の世界では、とっても難しいですよね。
ですが、この1年間のかわしん生の頑張りはのび太くんのそれに匹敵すると思います。
テストでいい点を取りたい、あの高校に合格したい、あの夢を叶えたい。
自分ではピンと来なくても、全員に こののび太くんのように頑張っている瞬間は間違いなくありました。
日々の宿題、定期テストごとのワーク提出、春季講習、夏期講習、夏合宿、入試対策授業、冬期講習、正月特訓、塾での自習、etc...
本当によく頑張りました!!!
講師としてとっても誇らしいです!!!
だから、焦りや不安なんか感じなくていい!!
自信をもって、入試に臨んでください!!