6.「寝顔をずっと見てたわ」
ときにはあなたが全然寝付いてくれなくて、
「お願いだから眠って」と祈りながら明け方3時を迎えてしまう日もあった。
お母さんは重たい瞼をこじ開けながら、一生懸命子守唄を唄った。
ついにあなたが眠りについてくれ、あなたをそっとベッドに寝かせたとき、
それまでの疲れがふっと消え去る瞬間が訪れる。
「自分がこんなにも誰かを愛おしく想えるなんて」と驚きながら、
お母さんはあなたの天使のような寝顔をずっと見つめていたのだ。
7.「あなたをずっと抱いていたのよ」
それは、あなたが必要としていたから。
お母さんは掃除をしながらあなたを抱っこする技を身につけた。
ときには食事をしながら、眠っているときだって、
ちゃんと抱っこしていた。
腕はものすごく疲れるし、背中も痛い。
でもあなたが近くにいたいと思うぶんだけ、
お母さんはあなたのことを抱っこしてきた。
ぎゅっと抱きしめ、愛情を注ぎ、キスして、一緒に遊んで。
お母さんの腕の中は、本当に安心できる場所。
だからお母さんは、あなたが必要とするぶんだけ、
いつでもずーっと抱っこしてくれたのだ。
8.「あなたが泣いていると胸が張りさけそう」
お母さんにとって、あなたの泣き声ほど悲しい音はない。
あなたの可愛い顔から泪が溢れ出る光景ほど、
いたたまれないものはない。
あなたが泣き止むように、できることは何だってした。
それでもあなたの泪が止まらないとき、
お母さんの心はその度に、粉々に砕けていたのだ。
9.「いつもあなたが一番」
あなたのためなら、自分がごはんを食べるのを忘れてしまう。
お風呂に入るのも、ときには眠ることだって。
お母さんはいつもあなたのことをするのが先で、
自分のことは後回し。
あなたのために一生懸命で、
一日が終わる頃には自分のことをする力が残っていない。
それでも明くる日はまた、あなたのために全力投球。
それだけあなたが大事だから。
10.「いつでも何度でも、やってあげる」
お母さんになるということは、想像以上に大変。
ときどき追い詰められることもある。
泣いて、傷ついて、また挑戦し、
そして失敗し、行動し、学んでいく。
でもそれと引き換えに、
それまで思い描いていたものをはるかに超える喜びと、
自分の胸に収まりきらないほどの愛を感じることができる。
辛かったり苦しかったり、夜遅くまで起きていたり、
早起きしなくてはいけなかったりしても、
お母さんはあなたのためならいつだって何度だって、
力になってくれる。
お母さんにとって、
あなたにはそれだけの価値があるのだ。
これが無償の愛なんですね。
次の休日には、お母さんに電話しよう。
せめて誕生日や母の日には、
感謝と愛を伝えていきたい。
そう、いてもたってもいられない
気持ちにさせられます。
出典元:iinee-news.com