令和7年度山口県公立高校入試（数学）解答速報～塾長”のがみ”が解説＆分析

大問5　平行根＋規則性

【難易度★★★】配点6点（2点＋4点）

(1) は比から長方形の縦と横の長さを求めることができれば答えはすぐそこです。(2) は◯段目といちばん右端の平方数（2乗の数）の関係に着目しよう。n 段目の右端の数は n の2乗になることを使って解きます。

大問6　作図＋合同＋三平方の定理

【難易度★★★★】配点9点（3点＋4点＋2点）

作図は予想通り垂直二等分線が出題！

(1) は【円周角の定理の逆】に気づくことができるかがポイントです。出題の単元は異なりますが、去年に続いて【円周角の定理の逆】の出題でした。

(2) は直角二等辺三角形の【三段論法】を使ったよく見かけるタイプの合同の証明でした。今年の証明は合同＆円が出ると予想していましたが、ここは見事にハズれました。

(3) は三平方の定理を使うと意外とすらっと解けます。例年、難問が出やすい場所なので、敬遠した受験生もいたかもしれませんが今年は標準レベルの難易度でした。

大問7　y=ax2

【難易度★★★★】配点6点（2点＋4点）

(1)は2点から一次関数の式を求めるオーソドックスな問題。

(2)はｔを使って解く関数の問題です。

・文字を使って座標を表す

・2次方程式 → 解の公式

とクリアしないといけない過程が複数あります。答えまで正確にたどりつくには計算ミスに気をつけながら手順よく解く必要があります。配点も4点と大きくなっています。

大問8　平面図形（相似比・体積比＋円の面積）

【難易度★★★★】配点6点（2点＋4点）

(1)では相似な三角形＋相似比・体積比を使います。

(2)は図形をどう分けるかがポイント。下の解法は1例です。難易度は高め。最後の1問で悩んだ受験生も多かったと思います。配点が4点なのには驚きでした。

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