①まずミスを指摘せず、自分で気づくよう誘導する。
私は問題を解くスピードより、ミスに気付く力の方が中学生までは大切だと思っています。
高校生の数学となると答えまでに計算したり考える過程が多いためスピードは重要ですが、それでもミスしたまま解き進めても仕方ありません。
どうすればミスに気付く力が身につくのか?
子供たちの多くは2度目に解くとちゃんと解くことができる場合があります。
ここにヒントがあると思います。
そうです。
『計算を1つした瞬間や、答えを書いた瞬間に見直しと再計算をすぐやる癖をつけることです。』
そしてできたことをしっかり誉める!
これができない親御さんが本当に多いこと多いこと。
大人でもダメなとこばかり指摘されたら嫌になりますからね?
それでも指摘ばかり続ける方は「自分のストレスのはけ口に子供を使っているだけ」ですよ。
誉めるときは『youメッセージ』より『Iメッセージ』の方が子供のやる気は上がりやすいです。
大げさと思うぐらい誉めてあげてください。
②まわりに流されない。
よくあることが・・・
・友達と自習にくる。
・友達と質問にくる。(こちらが声をかけるまで質問しない
・友達と一緒に休憩する
・理解できていないのに「分かった?」と聞かれると「分かった」と答えてしまう。
・授業中にあえて間違ったことを言っても気づかない。(話を聞いていない。)
ほんの少ししか挙げてませんが、上の全てに当てはまる子で良い結果を出している子は見たことありません。
友達一緒に行動することが悪いわけではありませんが、自習や居残りでそれぞれがやっている内容は基本違うので質問や休憩のタイミングまで足並み揃えなくてもいいですよ。むしろ揃う方が珍しいのでは?
この2点だけでも意識改善すれば結果は変わってくると思います。
先日、公立高校の推薦入試結果が出ました。
そこで非常に嬉しい報告が。
電話で結果報告を受けて泣いて、本人が校舎まで来て再び報告を聞いて泣いて。
泣きっぱなしでした(笑)
出てくる言葉は
「ほんと良かった・・・良かったなぁ。」
小学生の頃から家から遠い白石校までわざわざ通ってくれた生徒。
中学入試では辛い思いをさせてしまいましたが、それでも塾を辞めず4年間通ってくれて最後に最高の『合格の花』が開きました!
高校でも塾がんばります!とその場で約束までしてくれて。
まだまだ見守る機会を与えてくれたし、本当に多くのことを学ばせてくれたその子に感謝。
この子が体験したこのすばらしい瞬間を、塾生のみなさんにもぜひ体験してほしいと思います。
そのために今できることを1つからでも始めましょう。
最後に・・・
Cちゃん本当に合格おめでとう!
最高の笑顔をありがとう。