午前中:負荷の少ないことを行ってアイドリング。
情けない話なのですが、僕は朝にめちゃくちゃ弱いです。特に寝起きから1~2時間は、使い物になりません。
だから、昔から受験界隈では常識とされた、超早起きからの朝学という鉄板のルーティンも、1週間で「無理」と悟って投げたほどです。
では、このレジギガスばりのスロースターターな僕は、朝に何をするのか?
簡単に言えば、勉強はするけど、本当に軽く、という感じです。
最近は単語アプリ→洋書を10分読書という軽く変態的なルーティンにしていますが、
英検を目指していた頃は、単語帳10分確認→音読10分という感じにしていました。
受験生の頃も似たような感じでしたね。英語や古文の長文をぶつぶつ読んでました。
未知の英文や単語、漢字には触れない。苦手な数学とか猶更!
そういう風に、朝はあくまでエンジンをかけるためにルーティンにするでしょうねー。
出社1~2時間:ゴールデンタイムは解く、解く、解く!!
僕の調子が一番上がるのは、大体出社して1~2時間くらいの間です。つまり、真っ昼間ですな。
尚、このゴールデンタイムは人によって違うので、自分がいつであれば一番集中できるのかは、意識して探してみることをオススメします。
さて。この時間は、とにかく全力で頭を使うことを詰め込みます。
そして最近試して非常にいいと感じているのが、【90分作業(学習)→20分休む】というウルトラディアンリズムというヤツです。
90分集中とかとんでもない!と思うかもしれないのですが、よく考えたら、大学受験の試験時間は1つ80分とかそんなです。別にハチャメチャなことでもないと感じてます。
さて。もし受験生の頃に戻るのなら、例えば苦手かつ嫌いな数学の問題演習や、英語や英語の長文読解など、アウトプットに充てまくりますね。
解くことに重きを置くというか、この時間の中にはあまり【復習】は入れないようにします。これを言うと怒られそうですが、復習は脳にあまり負担が掛からないので、後回しにしても問題ないからです。
また、復習に一番適したタイミングは、実は当日ではなく二日後という話もあるので、それも参考にしています。
https://daigoblog.jp/study-bestresults/
自分の集中力が一番深まる時間の中では、それ相応の負荷が高い勉強をする。
意外と実践されている子は少ないので、試してみてほしいかなと思います。
夜:やや疲れてくる時間は、きちんとクールダウンに回そう。
さっきのゴールデンタイムは、1日に1~2回発動できれば御の字です。それを行った後は、仮眠でも取らない限り、集中力はかなり下がります。
しかし、まだまだ寝ちゃうには早い。こういう状況下で行いたいのが、【復習】です。これであれば、集中力をもう少しだけ使うことができます。
例えば一度解いたけど間違えた数学の文章題について、解説を見ながら解いて確認したり、歴史の知識で抜けている単元を、参考書で確認したり、という具合です。
この一日の終わりごろになると、集中できる時間も15分~45分くらいと顕著に減ってきますので、演習には向きません。その代わり、あとは寝るだけという時間なので、復習なり暗記なりには適しています。
ちなみに白状すると、僕も集団授業が終わった後の夜の時間に仕事をすることは基本的に避けています。ここで根を詰めても大したクオリティは出せないことなど、重々承知しているからです。
疲れた時には、それ用の勉強を。シンプルですが、試してほしい心掛けだと思います。
―ってことで、仮の話ですが、勉強法について言いたいことを書いてみました。
やはり基本は、【自分が集中しやすいタイミングを知っておくこと】と、【時間で必ず区切ること】かなと思います。
この辺りは勉強法のテクニックを説いた本には必ず登場するコツです。コツというか、基本中の基本レベルです。
「10時間一気に勉強できた!」という文言には確かに惹かれますが、僕はそれが可能な天才に生まれなかったので、大人しく別の手を使うという割り切りです。でも成果はボチボチなので、不満はありませんねー。
ということで、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!