解説②(大問5~大問9)共通問題
大問5 解説
(1)屈折を選ぶ問題ですが、1.反射、2.屈折、3.反射、4.乱反射 なので2が正解です。
(2)画用紙から虫めがねの距離が15cmで焦点よりも外側にあるので、スクリーンに実像ができます。実像の向きは上下左右が反対になるので、正解は4です。
(3)10.0cm から 30.0cm はすべて、スクリーンに像ができる実像なので、画用紙と虫めがねの距離が最も近い10.0cm のときに一番大きい像ができます。よって、5が正解。
(4)記述:解答参照
5.0cm のときは、画用紙と虫めがねの距離が焦点距離よりも近くなるので、スクリーンに像ができない虚像ができます。虚像の作図をすると、虫めがねを通った光は広がっていきます。
大問6 解説
(1)還元
(2)記述:解答参照
ゴム管をピンチコックで閉めるのは、加熱後の銅が空気中の酸素によって再び酸化されないようにするため です。
(3)ア:還元でうばわれた酸素の質量は、(加熱前の酸化銅の質量)-(加熱後の試験管A内の質量)で求められる ので、4が正解です。
イ:表1から、加熱後の黒色物質は1班と2班が酸化銅、4班と5班が炭素 であることがわかります。これとKさんとLさんの会話から、1が正解であることがわかります。
大問7 解説
(1)2
(2)示相化石
(3)記述:解答参照
マグマの ねばりけが弱いと傾斜の緩やかな形の火山に、ねばりけが強いとドーム状の形の火山 になります。
(4)記述:解答参照
粒の大きさは れき > 砂 > 泥 の順 なので、 重いものほど河口に近いところに堆積していきます。
大問8 解説
(1)やく
(2)記述:解答参照
茎の中では、双子葉類の維管束は輪のように並び、単子葉類の維管束は散らばっています。
(3)図:解答参照
受精後に成長して種子になるのは胚珠 なので、図の子房の中を塗りつぶしましょう。
(4)記述:解答参照
根毛は根に生えている小さな毛のようなもので、土から抜けにくくしたり、土とふれあう表面積を大きくして水や水に溶けた養分を効率よく吸収することができるはたらきがあります。
大問9 解説
(1)アミラーゼ
(2)電力量(Wh) = 電力(W) × 時間(h) で求められる。60秒は1/60時間なので、
電子レンジで消費する電力量は、1200W × 1/60時間 = 20Wh となります。
(3)ア:1本目の液体の密度は 0.83g/㎤ で、純粋なエタノールの密度 0.79g/㎤ より大きいので(b)水とエタノールの混合物であることがわかります。また、本数を重ねるごとに密度が大きくなることから、液体の中の水の割合が大きくなっているので(d)エタノールの割合が小さくなることがわかります。よって、正解は4です。
イ:図3を使って密度から質量パーセント濃度を求める。1本目は約83%、2本目は約75%、3本目は約55%、4本目は25%、5本目は0%とわかるので、1本目から3本目の液体がエタノールが50%以上含まれている(燃える)ことがわかる。
以上、 塾長のがみからのR3年度公立高校入試(理科)の解説&分析になります。
かわしん生は、中3直前授業でやった予想問題がいくつもヒットしていましたね。
あれがでた!これもでた!と生徒も言ってくれていたので、成果が出て嬉しい限りでした!!