山口・宇部市の学習塾
かわしま進学塾の鮎川です！
今回のテーマは
「大学共通テスト！～現代文編～」
某有名予備校のサンプル問題を解いてみました。
「いやあ、本当に結構変わる（かもしれない）んだなあ」
と実感しました。
※問題の詳細については書くことが
できませんので、ご了承ください。
それではご覧ください！
どこが違うの！？
そもそも、センター試験と
大差ないんじゃないの！？
とお思いの方もいるかもしれません。
まず、共通テストのプレテスト（試行調査）では、
２回とも『実用文』が出題されました。
１回目は高校の生徒会の部活動規約。
２回目は著作権について書かれたポスター、
著作権法の条文、さらに著作権についての論説文。
これまでのセンター試験とは大幅に異なる形式です。
複数資料からの出題なので、確実に難度は上がるでしょう！
ただ形式上異なるというだけでなく、
論理的思考力・判断力・表現力が必要です。
また、『実用』という部分でも
今までの広義の哲学とどのように絡めてくるのかが
今後の動向に注意が必要です。
気になる傾向と対策
今、この段階で（2020年2月現在）
傾向と対策を載せるのは正直難しいです。
インターネット上の予備校のページを見ても、
あまり具体的な内容は「ないよう」に見えます・・・
すみません！笑
①普段から実用文を読み、正しく理解する力を身につける。
②①の実用文を指摘する力を身につける。
③②で指摘した内容について深く考察する力をみにつける。
少し抽象的すぎましたね。
では、ここから少し深く
また、具体的に考えてみましょう！
現代文の勉強
今回の入試改革で問われる内容は
文章の核心部分をつく良質な問題
になっています。
つまり今までのセンター試験ならではの
「ワザ」は基本的に通用しません！
そして、現代文の本質とは
（「語彙力」という基礎はある前提で）
ズバリ、「論理力」
ただ、単純に「論理力」
と言われても、ピンとこない人もいるでしょう。
しかし、この「論理力」こそ
国語が全ての教科の基礎となっている
と言われる理由になっています。
※正しくは、
論理力が全ての教科の基礎となっている
と私は考えています。
因果関係が一番わかりやすい
と思います。
例えば、
「お腹が減ったから走ろう。」
明らかに因果関係が破綻していますね。
お腹が減った。
しかし、私はダイエット中だ。
だから、気を紛らわしたい。
だから、走ろう。
というプロセスが抜け落ちているわけです。
論理力が全くと言っていいほどない…（？）
子どもたちの会話を聞いていると上記の内容を
「マジ卍」
と言います。
広辞苑を書く人も
「舟を編む」
どころではなく
「海を編む」
ようなつかみどころのない話です。
どうやって訳すんじゃあああああああい！ｗ
と雄たけびをあげているでしょう。
むしろ逆に、「マジ卍」を
聞いている側がわかっているなら
論理思考力の塊のような
人間なんでしょうね。苦笑
脱線しましたね。
入試に対しての勉強法とは、
「様々な文章問題を解きまくること」
そして、必ず
「丁寧に直しをすること」
です。
国語の直しとは、数学の計算問題を
直す勉強とよく似ていると思います。
（誤）
2a+3=5
2a=3
a=3/2
となったときに、2行目が間違っているので
答えが間違ってしまうわけです。
（正）
2a+3=5
2a=5-3
2a=2
a=1
と直します。
+3を移項して-3になり
5-3=2だから・・・
と直すわけです。
考えて直さない限り、
間違え続けます。
間違えに気づいた瞬間が
本当の意味で『わかる』
ということです。
数学はこのように勉強するのに、
なぜ国語は勉強しないのでしょう？
国語も同じように
筆者はここで〇〇と主張している。
だから、△△が☆☆になると言っている。
となると、△△が☆☆になる原因は〇〇なのか。
と考えて『直す』わけです。
間違っているということは、
どこかの論理がおかしいのです。
「国語の勉強法がわからない」
「国語は勉強しなくてもわかる」
と言って、全く勉強しない。
だから、成績が上がらない
そりゃそうですよね笑
私はあなたの主張をわかりたい。
彼の主張もわかりたい。
そうやって、読んでみてもいいかもしれませんね！
次回はもっと詳しく書きます。今日はこの辺で！
１月２９日に大学入試センターが公開した
情報は以下のリンクをクリック！
https://www.dnc.ac.jp/news/20200129-01.html
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