こんにちは!!山口市・宇部市の学習塾『かわしま進学塾 宮野校』の岡村です!!
今日は先日、職員みんなが強制的に参加させられた『デスレース』についてご紹介いたします!!
9月8日旅行最終日、僕たちはマレーシアのマラッカ海峡で観光をしていました。
この日に帰国する予定で、飛行機の搭乗手続き〆切が23:25であったので、
マラッカ海峡から120㎞離れたクアラルンプール空港に向かう
19:30発~21:30着の高速バスに乗り込みました。
ただ、なんだかんだあってこのバスが出発したのは19:45を過ぎていましたが
『まあ、海外の高速バスなんてこんなものだよなぁ。
もし到着が20分ぐらい遅れたとしても、全然搭乗手続き〆切時間には余裕がまだまだあるよなぁ』
って感じでした。
そして旅行最終日であり高速バスの座席が広くいい感じの乗り心地だったので、
みんなバスの中でいつの間にかウトウト・・・
そして21:00
半分寝たような状態であった僕はふとGoogle Mapで今の現在地を確認。
出発から1時間15分ぐらい経過しているので
だいたい全行程の半分をすぎたところぐらいかなぁと思っていたのですが・・・
なんと現在地は出発地点からまだ30㎞ぐらいしか離れていない場所
そして、Google Mapで道路情報を見てみると
全行程の道路のうち約半分が真っ赤(渋滞表示)
さらにGoogleナビの到着予定時刻は23:05
搭乗〆切が23:25なので、20分間で出国手続きや手荷物検査、
そして2㎞ぐらいある空港の廊下を走り切らなければならないという、
かなり過酷な状況におかれているということが判明し
一同、戦慄を覚えました。
しかし、本当の戦慄はここからだったのです。
21:40、だいたい全行程の半分ぐらい進んだ地点で
バスは現地のサービスエリア的なところに停車&バス運転手休憩
これには我々を含め、他の様々な国籍の旅行者たちも一緒になって
多国籍軍的な抗議活動をバスの運転手にしたのですが・・・
『いや、どうせ渋滞でバス動かんのやから、別に休憩とっても変わらんくない?』
というかんじで、全く我々の多国籍的な抗議活動に取り合ってくれませんでした。
そして、きっちり20分の休憩をとった22:10、
この段階でGoogle ナビの到着予想時間は23:30
搭乗手続き〆切23:25を5分オーバーの予想
言い換えると、僕たちがこの日のうちに僕たちが日本に帰れないことが確定し・・・
否、あきらめの悪い我々は
『ひょっとしたら飛行機が遅れて搭乗手続き開始時刻が遅くなっているかも』
とか
『必死で懇願したら、空港職員の恩情でどうにかしてくれるんじゃないの』
とかの、淡い一縷の望みにかけたのです。
航空券を1枚でも無駄にしたくないという我々の鉄の意思により
空港に着く予定までの1時間ちょっとで、僕たちは以下のルールを決めました。
『空港に着いた瞬間、全力疾走をすること。そして手続きにもたついたり、
広い空港の中で迷子になってしまった者は、容赦なく見捨てる。
9人のうち少しでもこの飛行機に乗れれば、仮にそれがたった1人であったとしても全然OK』
よって僕たち9人は『デスレース』に強制的に参加することが決定したのです。