山口市・宇部市の学習塾、KAWASHINのおさむです。
猫も杓子も『人工知能』。
犬も歩けば『AI』にあたる。
いろんなセミナーや勉強会に参加しますが、ジャンル問わず必ず出てくるワード
本日は、東進衛星予備校を運営する株式会社ナガセ代表取締役社長、永瀬昭之氏の講演が中心の運営特別研修会に参加してまいりました。
一昨年頃から永瀬社長の話の3分の1くらいはAIを取り入れた学習コンテンツについて。
たろうくんがこれまで受験してきた東進模試のデータ、受講している講座の小テストのデータ等々をAI様が分析し、
「お前がまずやらなあかん勉強はコレや!!よし、この問題解いてみい!!わからんかったらこの解説授業受けや!!」
って指導してくれるわけです。
今の子達は生身の人間から熱っぽく指導を受けるより、グーグル先生から(以下、ロボっぽい口調)「たろうくんが足りないのは単語力です。1ヶ月以内に◯◯の参考書を使って1200語覚えないと広島大学の合格率は10%です。」と冷静に言われた方が響くんじゃないかって、私もいろんな人、特に塾関係者に昨年頃から冗談で言ってるんですが、もはや冗談でもなんでもないですね。
ぶっちゃけ、カリキュラム作りに関しては生身の塾講師は絶対にAI様には勝てないと思います。(ただしAIはその生徒のデータがある程度集積していないと力を発揮してくれませんが。)
「いやいや!小学生の頃からたろうを指導してきたのはオレや!!人工知能なんかに任せてたまるか!!たろう、オレが作ったプリントやっとけば間違いない!!今までだってそうやったから大丈夫じゃあ!!」
なんて思考停止に陥ってしまってら可愛い生徒を不幸にしてしまいます。
いいものはいい。
人工知能の得意分野はあっさりと人工知能に明け渡して、私たちは私たちの得意分野で生徒のために頑張ればいい。
最近、シンギュラリティとかそういう角々しいカタカナのせいで、生身の人間 VS AI みたいな図式で捉えがちですが、そうじゃない。
生徒ファーストで考えればいたって単純。
上手に人工知能様と協力しながらやっていきます。
僕ら生身の人間はミスはするけどパッションがあるのだ!!!!!
てことで、今月中に英単語センター1800習得してない高2生は全員坊主じゃァァァア!!(結局昭和)