こんにちは。山口市、宇部市の学習塾
「かわしま進学塾」の奥村です。
ついに来年、大学入試改革が行われます。
まだまだ先と思っていましたがもういよいよですね。
今回はそんな、教育に携わる人間の中で
かなりHOTなニュースのセミナーに行ってきた報告です!
かわしんグループからは6名が参加し、
しっかり勉強してきました!
その学びを皆様にお伝えしたいと思います!
まず、なぜ入試が変わるのかですが...
一昔前から言われているように、現行の試験では社会に出たときに必須な、課題解決能力を測ることができません!
例えばセンター試験を例に挙げると、
①選択問題のみ、
②英語は「読む」「聞く」の問題しかない、
③推薦などで他の大多数の子たちよりも早く受験が終わってしまう子たちは勉強を継続できていない現状...など
今後求められる人材とは、これも記憶に新しい言葉ですが、「アクティブラーニング」などで話題になったように、
自分で課題を見つけ、解決することのできる人間です。
私たち大人がこれまでに受けてきたセンター試験は、時代が変わることにより、在り方・方針の転換を余儀なくされているのです。
さて、具体的に何が変わるのか、また、なぜ小6生にスポットが当たっているのかですが、
このように、2019年度新中1生は移行措置、新指導要綱、共通テスト本格実施の全ての先頭学年となるのです!
特に、6年生にとって唐突に始まった英語は他学年と比べ、十分に単語などの知識もないまま中学英語を習っていくようになりそうだとのことです。
"大学"入試改革という名前のため、小6生の保護者の皆様にとっては関係ない、もしくはまだまだ先の話と思われるかもしれません。
ですが、入試が変わるということは、学校での勉強も変わるということです。
大学入試のために高校の勉強が変われば、中学校の勉強も、もちろん小学校も...という風に連鎖していきます。
だから、大学入試改革で一番影響を受ける、大変な学年は現小6生となるのです...
大学入試のカタチが変わると先ほども述べさせていただきました。
それは、社会に出たときに必要な課題発見・解決能力を測るためにテストが変わる、とです。
それはどのようにして測るのか?ズバリ言うと、どんなテストなのか?今皆様がお考えになられている疑問だと思います。
センター試験は、大学入試共通テストという名前に変わり、思考力、判断力、表現力の3つを測るテストとなります。
共通テストとセンター試験との違いはこうです。
①センター試験とは異なり「記述問題」が出題されます。
②出題パターンがセンターと大きく変わります。
③複数の文章から一つの解答を求める問題が出題されます。
これらの要素が入った共通テストですが、これまでに試行調査を2回行っており、その結果は
今年度のセンター試験の平均点を大幅に下回っています。
なぜなら、今の子供たちは本当に“文章が読めない”からです。
これは共通テストとは別に出題された問題ですが...
こちらの問題、なんと正答率が上の問題では3割ほど(!)、下の問題にいたっては2割ほど(!!)
という結果がでたようです。ぜひ、皆様のお子様にもこれをみせてあげてください。
変わっていくこれからの入試、これは全貌のほんの一部でしかありません!!
まだまだ決まっていないことも多く、議論が待たれます。
かわしま進学塾で、これからの入試に備えていきませんか!?
(上の答えは①、②です。結果はどうでしたか?)
現在中学生は学年末直前!今年度最後の定期テストです。
かわしんではテスト前にテスト対策個別をオススメしていますが、今回なんと受講コマ数が前回の3倍近くになりました!!
もうあと1か月とちょっとで新学年です。気持ちのよいスタートを切るためにはやり残しをしないこと!
今年度最後の定期テスト、しっかり頑張りますよー!!