山口市・宇部市の学習塾「かわしま進学塾」の野上です。
先週、山口県教育委員会から平成31年度入試の詳細が発表されたので、
山口市周辺の高校について、過去の入試情報との変更点をまとめてみました!
1.入学定員・一般入試の倍率
今年度入試の入学定員と一般入試の倍率(5年分)をまとめてみました。
前年度の倍率はよく見かけますが、5年分見ると倍率の推移が分かりやすいと思います。
一般入試の合格者数は、推薦入試の合格者を除いた人数で、
推薦入試の枠は、普通科で10~15%で、その他の学科では25~75%とさまざまです。
推薦枠が50%を超える高校(学科)は、推薦入試が断然有利です。
・定員減 ・・・ 山口中央高校(普)、西京高校(普)、防府高校(普)
・定員増 ・・・ 西京高校(普・体)
・分校化 ・・・ 西市高校(普通科・生産流通科)→ 山口農業高校西市分校(総合学科) ※下関市
定員の増減は、このように変わります。
山口中央高校の場合、受験者数が変わらないと仮定すると、、、
平成30年度(一般) 定員180名 受験者261名 倍率1.45倍
↓
平成31年度(一般) 定員162名 受験者261名 倍率1.61倍
となり、入試倍率=合格難易度が昨年度と比べて約1.1倍になります。
2.学校指定教科検査
山口県で平成25年から始まった学校指定教科検査が今年度の入試から一部変更になります。
学校指定教科検査は、5教科の学力検査の後に行われる英・数・国の応用問題を主とした試験です。
受験が必要なのは、山口市では山口高校・山口中央高校、防府市では防府高校の受験者です。
学校指定教科検査は、このように変わります。
平成30年度 英・数・国(1教科20点、合計60点満点) 60分で3教科の受験(時間配分は自由)
↓
平成31年度 英・数・国(1教科15点、合計45点満点) 1教科15分間
昨年度までは、学力検査250点+学校指定教科検査60点(合計310点)だったのが、
今年度からは、学力検査250点+学校指定教科検査45点(合計295点)になります。
1教科ごとの試験時間が厳密に定められたことによって、
問題量にもよりますが、各教科の解くスピードが重要になってくると予想されます。
もともと学校指定教科検査は応用問題主体なので、それぞれのテストの難易度や得点率を加味すると、
学力検査の方の比重が、今までよりも約5%程度高くなります。
以上が今回の入試変更点でした。今後も続編を書いていきますので、ぜひご覧ください!
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