過去問の復習にオススメな勉強法3選!!!
ってことで、いよいよ勉強法の解説です。
筆記用具とルーズリーフは用意しましたか?
本当は色々紹介したいものがあるのですが、今回は特に効き目の高い3つに絞りたいと思います。
#だからやってね!
①自己解説法
向いてる科目:国語・英語の文章題
用意するものは、復習済の過去問です。
ここでいう復習済とは、自分で解説を読んで理解した、あるいは質問に答えてもらったという意味です。
一度解いたけどワケワカメという段階のものは、ここには使えません。
そういった問題を用意したら、以下のようなフレーズを自分の脳内で独り言しながら、それを再度解いてみてください。(場所さえ選べば、実際に喋ってもいいですよ)
えーと、この問題は、本文のここに書いてあることの言い換えだから、正解!
逆にこの選択肢は、本文に書いてないから、バツ!
・・まさに、自分で自分に授業をするということです。
やってみたらわかりますが、かなり難しいです。
しかし、国語や英語の読解をするために必要不可欠な解法を習得するのに、きわめて効果が高い学習法でもあります。
説明ができるまでお手伝いするので、何度でも校舎の先生に質問を投げてみてください^^
#限度はあるよ
②別解まとめ法
向いてる科目:数学・社会・理科の文章題
数学が得意な人を見ていると、一つの問題に対し、様々な解法を同時に閃いているのがわかります。
この能力は、実はある程度まで鍛えることが可能です。
それは、様々な考え方を1つの紙にまとめるというやり方です。
それが、この別解まとめ法というものですね。
やり方は簡単です。
ノートでもなんでもいいので、そこに自分が間違えた問題を書くなり貼るなりしたら、解答の流れをその下に書き添えましょう。
その際、もし別解があれば、必ずそれも横に書くこと。
あるいは、数学が得意な人に質問して、その考え方をメモってもいいです。
そうすることで、一つの問題に関連して、色々な知識が身に付きやすくなります。
つまり、本番で複数の解法を閃きやすくなるんですね。
正直、計算技能ばかり高めても、解法を閃かなかったら意味がありません。
それは、何も知らない大工が、延々と道具ばかり買い揃えるのと似ています。
飛び出た釘をみたら、トンカチで叩いたり引っこ抜いたりするのが正解です。
ノコギリを取り出しても、何にもならないのです。
そういうムダなことを減らすのにもつながるので、ノートを取るなら有意義に使いましょう。
③マルチモーダル法
向いてる科目:すべて
僕自身が一番好きな学習法はどれかと言われれば、これを推すというレベルのものです。
これは練習さえすれば、科目を問わずに使えるようになるのでオススメです!
ただし、ちゃんとした意味を全て書くと難解かつ非常に長大になるので、ここでは具体的で、かつ簡単なやり方の紹介に留めます。
それは、なるべく複数の情報源で学ぶことです。
どういうことか?
例えば、二次関数が基礎からわからなかったとしましょう。
この場合、教科書を読んで、新研究やワークをやるという手段を取る人は、結構いると思います。
しかし、なかなかこれだけで理解や習得は難しいものです。
そうであれば、ネットの解説記事を読んでみるのは?学校の先生に質問してみるのは?
できる友達に聞くのは?参考書を読むのは?塾の先生に聞いてみるのはどうだろう?
それとも、YouTubeの動画を観てみようか?
・・・という風に、色んな種類のやり方で、学習してみるよう心掛けてみてください。
様々な問われ方や解釈で頭に入れられるので、試験でひねられた問題に強くなるというメリットもあります。超オススメです。
ちなみに、何か一つの教えや教材に集中しないと邪道という考え方もありますが、僕はそれには懐疑的です。
合わないそれらにしがみつくことは、貴重な時間を無駄にしているということ。もうそんなことをしている余裕は無いはずです。
・・・最後にちょっときついことを言いましたが、それくらいシビアな目線をもって、学習に臨むことを期待します。
というわけで、果たして最後まで読んだ人がどれくらいいるのか不安ですが、
授業時間内に言いたかった全てを、改めて記事にしておきました。
#感想待ってるよ
時間は有限、どれだけ足掻いてもそれは増えませんが、やり方はまだまだアップデートできます。
毎日12時間という無茶な計画を立てる前に、現実的な手を冷静に試してみてください。
ということで、ここまでお疲れ様でした。
今度の授業、ルーズリーフ忘れないでね!!