復習は【2日後→7日後】。
まず、学習は【復習】をしなければ定着しないです。これはよほどの天才でもない限り、当然の話です。
しかし、そのスパンを間違えると、復習が無駄に終わる可能性があることはご存じでしょうか?
例えば「習ったことを忘れる前に復習せよ」とよく教わりますが、実は「記憶が消えかけているタイミング」での復習の方が効果的らしく、その「消えかけ」の目安は、勉強した2日後と言われています。
また、3回目の復習は、2回目の復習のさらに1週間後が理想的らしいです。もちろんこれを脳内だけで暗記するのとか、無理です。
だから参考書に付箋を貼り、勉強した日付を記録する形を取りました。これで管理はらくちんです。
そして基本この感覚で勉強していったのですが、あくまで個人の感想なものの、めちゃくちゃ公式が頭に入りましたね。また、毎日やるわけじゃないので、飽きの感覚もそこまで生まれず、メリットは色々でした。
はい。数学は【暗記ではなく思考で解く】とされる科目ですが、例えば一般項の形とかを知らないと、思考以前に話にならないです。そういった単元は、適切なタイミングで復習し、効率よく頭に入れるのが良いかなと思います。
わからないところは徹底的に調べる。
しかし、自分がそもそもわかっていない分野は、覚えようと思っても無理です。仮に覚えても、たぶん問題の中で使うことは無理なんじゃないかなと思いますね。
実際僕も、以下の漸化式ってヤツが参考書で理解しきれず、しばらく足踏みする場面がありました。
ではどうしたか?先ほど、丸暗記しても無駄と伝えた手前、そんなことはしていないです。
とにかく、いろんな情報源を当たりました。
参考書、ネットの記事、解説動画、などなどです。
すると、「そういうことね」という、うまく言葉にはできないものの"つかめた"という感覚を得ることができ、その後漸化式も上手く解くことができるようになりましたね。(安定するまで3~4日かかったかな)
1つの参考書を徹底して吸収するのも大事ですが、わからないところまでそのまま飲み込む必要性は無いと思います。すべての単元の説明が他の何よりも優れている情報源って、たぶんないです。
今はそれこそ情報だらけですから、つまみ食いっぽくなってもいいので、いろんな手を使ってもいいんじゃないかなと思います。
難問はまず【解答復元練習】!
ここからは、人によっては「なにしてんねん!!」と思われるかもしれないことを書いてみます。
基本、僕はセンター試験レベルになると、割とすぐ答えを見ます。もちろんイケそうと思ったら最初から自力で解きますが、1分くらい考えても閃かないときは、まだ知識が使い物にならないと判断し、答えを見ます。
ただし、答えを見たらそれで納得・・・なんて自己満足もしません。解説を読んで納得したら、答えを見ずに解き切れるようになるまで、1回目は何度でも最初から解きなおします。
それでところどころ答えを見つつも最後までいけたら、2回目の復習では何も見ずに解けるかを確認し、3回目の復習では時間内に解けるかを確認する。
ーこれを2~3年分繰り返したあたりで、「あ、見覚えある」という類題に出会い、センターレベルでも最後まで解くことができた・・・ってのが大体学習を始めて3週間くらいの出来事ですね。
僕は「頭の中にいくつパターンを仕込んでおくか」ってのが”自分”が数学を解くために必要なことだと感じているため、そこに時間はあまり使いません。
「答えを見るとか、馬鹿か!」と思われるかもしれないですが、僕はあまり数学が好きじゃないので、どうしても最短ルートを行きたいんですよね。これは価値観の分野だと思います。
はい。ということで、僕が学習で使った手段を再掲しておきましょう。
復習は【2日後→7日後】に行う!
わからないところは徹底的に調べる!
難問はまず【解答復元練習】!
てな感じです。ゴリゴリの文系である僕なので、理系の方の主張とは違うかもしれんが、これはこれということで。
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
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