①まずは敵を知ろう!
英検公式HPにアクセスすると、
各試験のレベルや内容だけでなく、『二次試験』についての情報もちゃんと載っています↓。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
そして各級のページの一番下には、
『面接の開始から終わりまでを説明してくれる、簡単なアニメーション』が用意してあり、
雰囲気だけならこれでつかめます。
(参考までに、3級のそれを貼っておきます↓
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_3/)
漠然とした不安を抱いてしまう原因は、
『その対象がよくわからないから』というただそれだけのことも多いです。
つまり、不安のほとんどは、相手を知ることで落ち着く、と言えます。
ということで、敵を軽~く知ったところで、
いよいよ具体的に対策の方法を述べていきます。
②基本はとにかく例文のストックを作ること!
色んなテキストがありますが、僕個人はこのシリーズが好きです。↓
実際、ここに紹介されているテーマと例文を自由に使えるようになれば、
落ちるわけないじゃんとさえ感じるほどです。
まずは二次試験対策のテキストを購入し、軽く通読しましょう。
始めから『全部覚えてやる!』という姿勢で挑むのも立派ですが、まず間違いなく最初で力尽きます。
全体像を軽く一読してから、覚えていく段階に入りましょう。
さてさて。ここからが大切なことです。
自分が使ってしっくりこない、なんか難しい表現や単語。
そういうのは、自分が使いやすいそれにどんどん変えていきましょう。
模範解答はあくまで模範解答。何がどうあっても満点が取れるレベルの解答です。
しかし必要なのは、あくまでも6割程度の合格点。(1級と準1級は7割ですが)
完璧を追い求めるあまり言葉に詰まりまくると、
逆に点数は下がります。それを避けるために、自分の言いやすい別の表現にする。
大事なのに意外とサボられる、全ての始まりです。
暗記に入るのは、この加工を終えてからにしましょう。
③本番通りのシチュエーションで練習をすること!
僕自身、実は1級の二次試験のため、英会話スクールに通うとか、オンラインでなんかしたとかは、一切ありません。
その代わり、独りで『出来る限り本番の雰囲気に近づけて』練習を行うことを心掛けました。
脳内で面接官のセリフを再生しつつ、時間もきちんと本番と同じで計り、練習。
最後の方は、想定問題の音声をランダム再生にして、アドリブで答える練習を重ねていました。
対人練習ができなくても、要は工夫でカバーできます。
自分にガンガン負荷をかけて、どんどん練習を行いましょう!
④便利な言葉は確実に覚えておく!
1級以外の試験では、『attitude(態度)』という項目が存在し、配点も3点分用意されています。決して無視はできません。
これが示すものは実際よくわからないのですが、以下のポイントに合致すると、点数が低くなる傾向にあると感じます。
1 沈黙が多い。
2 面接官の目を一切見ない。
3 姿勢が悪いなど、良くない印象を与えてしまう。
・・・逆に言えば、『自分の考えを伝えよう!』という心構えさえあれば、この辺はクリアできるということです。
無視こそできませんが、過度に気にしすぎる必要もないでしょう。
さてさて。この『attitude』にも関わるのですが、沈黙を避けるために覚えておくべきフレーズが存在します。
あまり大量に教えても仕方ないので、以下の3つを確実に覚えてください。
Well…. (ええと・・)
Let me see…. (ええとですね・・)
Pardon? (もう一度いっていただけないですか?)
基本、訊き返しは2回くらいまで減点されないと言われています。
(そのため、質問の意味が分かっても、答えを考える時間を稼ぐため、『Pardon?』と言う・・なんて小技もアリ)
この辺りは自分なりにイメトレしておかないと、付け焼刃で使うことは難しいです。
―やはり最後にモノをいうのは、知識量ではなく、練習量。僕は強くそう思います。
⑤最後の仕上げに何をしておくか?
ぶっちゃけ、『予想問題集』をやりこんでおけば、まず間違いなく準備はOKです。
しかし、2級以上のレベルであったり、または英検そのものが初めてで不安・・という方は、
『過去問』で練習を積んでおきましょう。
(需要は無いでしょうが、1級は過去問で練習しておかないと、予想問題だけでは多分詰みます)
ここまでやれば、後は試験前にきちんと寝ておけばOKです。
―ということで、二次試験対策で面接練習をしまくっている中、思っていることをまとめてみました。
やはり面接官側の気持ちとして、『伝えよう!』という気持ちが伝わると、高い点数をつけてあげたくなります。
なんだかんだ言っても、最終的には練習量や気持ちと言った、泥臭いところが大切なのだと言えそうですね。
それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!