みなさんこんにちは。
山口市の学習塾「小さな学び舎 たかおか塾」の高岡です。
今日は人生の3分の1を費やすといわれている「睡眠」についてのお話です。
睡眠と学習には深い関係があります。
以下のことを肝に銘じて、良質な睡眠がとれるようにしましょう!
≪睡眠が学習にもたらす影響≫
(1)記憶を整理する
脳は、身体が休んでいて脳が目覚めている状態の「レム睡眠」の時に、
日中インプットした情報を整理するなどのメンテナンスを行います。
また、同時に記憶として定着させる働きをします。
(2)脳をクールダウンし、学習効率を上げる
睡眠によって脳の疲労回復ができたかどうかも、学習効果に影響します。
レム睡眠が記憶の定着に作用する一方で、身体と脳が両方休んでいる状態の「ノンレム睡眠」の時は、
日中にフル稼働していた脳をクールダウンさせます。
疲労やストレスが十分な睡眠によってリセットされると、脳のパフォーマンスが回復し、翌日の学習効率が上がります。
≪睡眠不足で起こるリスク≫
(1)脳の機能低下
十分な睡眠をとり、脳に休息を与えないと、疲労が蓄積し、正常に機能しなくなります。
すると、集中力や思考力が低下して作業の能率が悪くなってしまいます。
学習時に簡単な計算もミスをしたり、文章を読み間違えたりするなどのケアレスミスが増え、学習効率が下がります。
思考のスピードが落ちて柔軟に物事を判断できなくなり、学習効率が悪くなります。
(2)精神面への影響
睡眠不足によって脳が疲労した状態になると、気分や感情のコントロールが難しくなるといった影響が出ます。
目の前の学習や仕事、作業に対するやる気が低下し、新しいことにチャレンジする意欲もわかなくなってしまいます。
次第に物事をネガティブに考えるようになり、状況の変化に柔軟に対応できなくなったり、
物事を誤ってとらえたりしてしまうため、イライラやゆううつ感を引き起こします。
同時に、自分の力量や仕事に自信がなくなったり、自己批判をしたりしてしまいます。
≪学習効率を上げるためのスケジュール≫
(1)午前中は「論理」が必要な教科を学習
睡眠中に記憶が整理されるため、朝に目覚めた直後は頭がすっきりした状態です。
そのため、朝は情報がスムーズに頭に入り、思考が整理されやすい時間。
国語や数学など論理力や思考力が問われる問題を解くと、学習がはかどります。
(2)空腹時に暗記が必要な教科を学習
空腹時には「グレリン」という脳内ホルモンが分泌されます。
「グレリン」は記憶をつかさどる「海馬(かいば)」の働きを促進するホルモンです。
「グレリン」が多く分泌される空腹時、たとえば昼食の前に暗記タイムをもうけてみましょう。
≪学習中に眠くなったときの対処法≫
(1)日光浴
強い光を浴びると、睡眠ホルモンである「メラトニン」の生成をおさえられるため、眠気を解消できます。
(2)アイソメトリックス(等尺性運動)簡単な「アイソメトリックス」は
「両肘を直角に曲げ、両手のひらを胸の前で合わせて、5~10秒間思いっきり押し合う」という方法です。
(3)冷水での洗顔
冷たい刺激によって交感神経が活発になり、一時的に目が覚めます。
即効性があるので、「いま眠るわけにはいかない!」というときの緊急対策として試してください。
<参照>
『ぐっすり眠れる5つの習慣』坪田聡(三笠書房)
『合格を勝ち取る睡眠法』遠藤拓郎
『受験脳の作り方』池谷裕二(新潮文庫)
『「睡眠力」を上げる方法』白川修一郎(永岡書店)
『脳も体も冴えわたる1分仮眠法』坪田聡(すばる舎)
『パワーナップ仮眠法』坪田聡(フォレスト)
いかがでしたか?
良質な睡眠をとれるように私は最近少しだけよい枕を購入しました(笑)
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