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集中力とは、『才能』ではなく『技術』!集中して学習するための方法をまとめてみました!

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いきなりですが、一つ質問です。

 

人間の集中力の限界は、おおむねどれくらいの時間に落ち着くと思いますか?

 

人によっては、『5分・・』という方もいるでしょうし、『6時間!』という方もおられると思います。

 

 

さてさて、その実は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人差はあるのものの、『15~45分』が限界だと言われています。

 

『エッ、意外と短い!』と思われた方も多いのではないでしょうか?最初、僕も同じことを正直思いました。

 

つまり、『連続した数時間もの集中は、そもそも不可能』と言うのが本当のところだと言えます。

 

・・そうはいっても、何時間でも集中して物事に取り組んでいる【ようにみえる】人がたくさんいるのもまた事実。

 

しかし本当のところ、彼らは『短時間の集中と休憩を繰り返している』ケースがほとんどです。

 

例えば、数時間ずっと勉強しているように見えても、ちょこちょこと水分補給をしたり、トイレに行ったり、誰かと軽く雑談したり・・

 

そういう風に、上手いこと『リフレッシュの時間』を設けた方が、かえって『一日における集中できた時間の総量が増える』という研究結果もあるくらいです。

 

短時間ガッと集中し、そして後に少し休む。そしてまた集中モードに・・という風に、『時間を刻むこと』が集中のコツと言えそうです。

 

導入が長くなりましたが、この本来の集中の特性を踏まえてここでオススメしたいメソッドが、『タイマーを使う方法』です。

 

そのステップはとてもシンプルです。

 

①まずタイマーを25分にセット。

②何かしらの課題に取り組む。(少なくとも5分は意識をそこに向けるのがコツです)

③25分が経過したら、5分休憩する。

④休憩終了後、①~③を再び繰り返す。

 

これだけです。

 

僕自身も普段の雑事や、目指している資格の学習等にこの方法を取り入れています。

 

やってみると、制限時間も無しにダラダラとやるより、トータルで物事が一層片付くという強い実感があります。

 

では、以下簡単な補足です。

 

5分の休憩ですることは、例えば水分補給、トイレ、背伸びなどのストレッチがオススメです。

 

自宅等であれば、散歩などをするのも良いと思います。

 

逆にやってはならないのが、ゲーム、漫画などの『娯楽への没頭』です。

 

恐らく、その時間に入ったら最後、帰ってくることはないと思われます・・(強い自制心があれば別ですが)

 

また、その休憩時間内に、直前まで悩んでいた問題の解法などがポン!と閃くこともあります。

 

『休憩』と言えば少々【甘い】という印象を持たれるかもしれませんが、決してそんなことは無く、むしろ必須の時間です。

 

こんな風に、『学習時間は短時間の集中と短時間の休憩』を繰り返す方が、やはり総量としての進度は大きいです。

 

『散漫な状態で5時間学習』よりも、『集中状態での1時間学習』の方が生産量は上!

 

そういった意味でも、オススメな勉強方法です。

 

―余談ですが、上記の時間でも少ししんどければ、

 

15分の集中→5分の休憩

 

から始めても構わないです。

 

また、慣れてくれば、

 

45分の集中→15分の休憩

 

or

 

90分の集中→20分の休憩

 

というサイクルもおすすめです。(ちなみに最後のそれは、プロのバイオリニストの練習時間の周期で多いタイプとも言われています)

 

自分に合う型から、まずは取り入れてみてください!

 

―では次のテーマとして、『環境づくり』を考えてみたいと思います。

 

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