5月某日日曜日。
参加者は僕を含めて4人。釣行の人数としては丁度よいです。
内2人は、生徒から非常勤講師となってくれた新風スタッフであり、メンバーとしては会の趣旨を満たせたのかなと思います。
さてさて。
18:00頃に集合し、一路目指すは宇部の波止!
ターゲットはまさかの『アナゴ』と『タコ』!何という渋いラインナップ!この王道を行かない感じが、僕は好きです。
山口から宇部にかけては、40分程度のドライブ。当然この時間を無言で過ごすワケが無く、しっかりとコミュニケーションを取っていきます。
大学が始まってからの感想。日頃の授業の様子。趣味。個性。
それに対してアドバイスしつつ、共感しつつ、盛り上がる。40分のドライブは、本当に楽しくあっという間でした。
そして港に到着し、鼻息荒く仕掛けを用意する僕たち!
時に笑いながら、時に叫びながら、十人十色で釣り開始です。
―――数時間後。
穏やかとは言えない風。濁り倒した海。釣果は全く芳しくなく・・・。
粘りに粘って手に入れた釣果は、アナゴ1匹とウミケムシというグロテスクな生物1匹のみ・・。
連れていってあげた新人二人は、残念ながら餌を盗られ続けておしまいでした・・。
納竿後は景気づけと称し付近のココイチにて食事。その会話の中でも、『釣りたかった・・』という声がチラホラ。
ならばその声を汲むのが僕らの務め!なんとその場で、連夜の釣行が決定する運びとなったのデス・・!
※そのアナゴは僕がから揚げにして頂きました。超絶美味しかったです。
5月某日月曜日。
大学の講義の終了を待って、この日も18:00に山口を出発です。
前回とは趣向を変えたかったため、ターゲットは『シロギス』に変更。場所も防府のとある港を選びました。
「今日こそ釣りたいっす!」
「せめて1匹!まず1匹!」
車内の会話も鼻息荒く、熱の凄さを感じます。それに応えようと、餌も仕掛けも大量に用意しました!
そして到着後。前日とは比べ物にならないスピードで準備を済ませる僕たち!
「今日こそ釣果を獲ってやる!」という気持ちが、様子から伝わってきますね。
この日のコンディションは決して悪くなく、開始早々本命が登場!
ご満悦!(フグですが)
ご満悦!(まぶしそうですが)
・・しかし、もともとシロギスは、どちらかといえば昼行性の魚。夜はアタリが散発的で、なかなかまとまって釣れません・・。
平均したら20分に一回くらいだったでしょうか。この日は21:00に終了と決めていたのもあり、終了に近づき焦る僕たち・・。
そして無情にも、シロギスをまた全員には釣らせてあげることが出来ぬまま、納竿となったのです・・。
(しかし、楽しかった、また連れてってください!というコメントばかりで、心はとても救われました。感謝!)
結果はトータルでシロギス5匹。型は悪くないだけに、やはり午前中の勝負かなと思いました。
さて。
ここで帰るとなんだかなぁ、ということで、打ち上げと称して回転寿司に行きました。
「僕、釣れなかったら、今日は寿司で魚介類食わないっす!」と言っていた彼。
謎の律義さで有言実行を続けていました。(この一貫する姿勢は流石だと思います)
(ちなみに彼は、シロギスを釣った暁には、「キスとキスする写真」を撮るそうです。楽しみですね!)
この回転寿司も終始朗らかに過ごし、場の雰囲気も手伝ってか、4人で90皿という量を胃袋に収めました。
心も体もしっかりとチャージし、初夏のリベンジを誓いながら、終始にこやかに山口へと帰還するのでありました。
―如何だったでしょうか?
かわしんのウリでもあるこのスタッフ間の仲の良さを、僕はすごく大切にしていきたいと考えています。
仲が良くなれば雰囲気が良くなり、雰囲気が良くなれば日頃の授業も楽しくなり。
巡り巡って生徒へ還元できるものもあると気付き、今ふと一層、『企画して良かった』と感じています。
ということで少し本題とズレましたが、『みんなで魚釣り@宇部&防府!』の報告を終わります!
読んでいただき、ありがとうございました!
追記
シロギスは刺身と唐揚げにして頂きました。釣魚を味わうのは釣り人の至福!美味しかったです!ご馳走さまでした!