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ここ数年の最強カープ打撃陣を作り上げたのはこの方です。~月1カープから学ぶこと~

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石井琢朗コーチ、カープ退団(´;ω;`)ブワッ

 

カープの1軍打撃コーチを3年間務めてくださいました。

間違いなく、ここ数年の最強カープの秘密兵器の一人です。

寂しいですが、たくろーさん本当にありがとうございました😢✨

 

というわけで、今日はたくろーさんの信念をご紹介します。

 

 

 

 

「好機でいかに打つか」より「好機を数多く作ろう」

「『物』だけで『もの』を考える時代は終わった。これからは『心』と『意識』を考えたものづくりの時代だ」

 石井と同じ栃木県出身のソニー創業者・井深大氏の言葉のように、石井は広島選手の「心」と「意識」を変えていった。「好機でいかに打つか」よりも、「好機を数多く作ろう」から始まった。

 得点圏で1本出なくても、また好機をつくろうと前を向かせた。得点機で求めるのはヒットだけではない。「最低限何をしなければいけないか」、「何をしてはいけないか」――。そこからアプローチした。 若い広島にチーム打撃を植え付け、より得点が生まれる可能性の高い打撃を選手に求めた。「打撃は良くて3割。それ以外の7割でいかに点を取ることができるか」と、得点につながる打撃を求めた。1死一、三塁なら併殺崩れでも1点入る。無死満塁では二塁転送のゴロ併殺でも1点入る。打率に反映されない進塁打をたたえた。個々の数字ではなく、打線のつながりを求めた。あの打撃は犠牲フライと同じだから。あれでいい」

 打撃コーチ就任2年目の今季、石井イズムは広島打線に浸透した。勝利が広島打線の成長速度を上げた一因もあるが、敗戦でも後退しなかった背景は石井のぶれない信念がある。

 象徴的だったのは、711日のDeNA戦でのシーン。2回に1点を先制した広島は、さらに無死満塁。會澤翼は遊撃へ「6-4-3」の併殺に倒れた。1点を追加したが、直後に追いつかれ、逆転負けを喫した。25の敗戦。結果論でいえば、あの會澤の打席が悔やまれた。「適時打が出ていれば」「あそこでもっと点を取れていたら」と、結果論ではいくらでも言える。だが、石井は會澤に「ナイスバッティング」とほめた。あの打撃は犠牲フライと同じだから。あれでいい」仮に敗戦の責任を押し付けられていたら、今度同じようなシチュエーションで打席を迎えれば大振りしていたかもしれない。最善の結果からたどれば物足りなくても、最悪のケースを考えれば御の字の結果であった。會澤も「チームとしてずっとやってきたこと。追い込まれた時点で、何とか転がそうということしか考えていなかった」と振り返る。 勝敗だけに左右されない揺るぎない信念を持つ打撃コーチがいたからこそ、「つなぎの意識」は早く、そして深く浸透。気づけば、広島打線に根付いていた。

 

「ヒットにできなかった7535打席」が石井の財産。

 歴代11位の安打数だけでなく、歴代16位の盗塁数やゴールデングラブ4度やベストナイン4度など輝かしい実績をもつが、理論を選手に押しつけるような指導は一切しなかった。「俺が選手に対して威張れることなんて何もない。あるとすれば、失敗の数くらい。失敗しているから伝えられることはあると思う」遊撃手で1765試合出場は日本プロ野球史上最多。現役24年で積み重ねた2432安打よりも、930回選んだ四球などを含め、「ヒットにできなかった7535打席」が指導者・石井の基盤となっている。器用な選手もいれば、不器用な選手もいる。強気な選手もいれば、感情表現が得意でない選手もいる。体の強さも違えば、吸収の速度も違う。有望株を1人スーパースターに育てるでもなく、才能ある選手ばかりを指導するわけでもない。守備走塁コーチとして球界を代表するセンターライン構築の礎を築き、打撃コーチとしてリーグトップの得点力を誇る打線をつくり上げた。十人十色の選手たちに、石井は柔軟に言葉や方法論を使い分けながら、正しい方向へ導いていった。

 

今季最終戦、庄司の初ヒットで思わず涙が……。

 105日の退団会見が、指導者・石井を表していたかもしれない。すがすがしい表情が目立った会見で、思わず言葉を詰まらせて涙を浮かべた瞬間があった。その理由は、連覇の喜びでも、主力のタイトル受賞でもなかった。

「何気に、最終戦で庄司の初ヒットが見られたというのが……」

 101日対DeNA、横浜での最終戦。7回に代打出場した庄司隼人がライト前ヒットを放ち、プロ8年目で初安打を記録した場面を回想。堪える涙とは異なり、選手を思う気持ちがせきを切ったように言葉になってあふれ出した。「あいつだけはずっと春季キャンプまでは一生懸命頑張って……。キャンプまでは頑張るんです。キャンプが終わるころになると、明日から二軍に行ってきますって。いいところまでいくんですけど、なかなか一軍で日の目を見ることができなかった。表舞台になかなか出てこられなかった選手なんですけど、見られないで終わるのかなと思っていたら最終戦であいつの初ヒットを見られたのはうれしかったです。たかが1本ですけど、僕からするとされど1本。本当に頑張っている姿をずっと見ていた。庄司に限らずですが、そういう意味では象徴されるいいものを見せてくれたかなと思います」

 

気づけば、横浜から移籍して9年が。

 現役時代は天才肌で努力家。指導者としては試合では勝利至上主義に徹しながら、練習では選手に寄り添い、情熱を注いだ。気づけば、横浜から移籍して9年が経った。「長い、短いというのはない。ただ本当にカープは強くなると思っていたから。その過程を見ていたいと思ったから」強くしたいと願ったチームは、いつしか強くなると確信する可能性を感じさせ、そして強くなった。

 

この記事を読むと、

「心の成長」が目標達成の条件であることがひしひしと伝わってきます。

最も大切にするべきなのは成功かではなく、その人・そのチームの経験数。

経験数が自信につながり、自信が目標達成に繋がる。

(カープは何十年と失敗を積み重ねてきたとも言えますから、余計説得力があります・・・ 😳 )

たくろーさんの指導法は、カープにぴったりかっちりはまったわけですね。

 

カープの選手に自信を与えてくださり、ありがとうございます!!

他球団のコーチ就任のうわさが流れていますが、

カープの選手のこと、これからも愛してくださいませ!!✨

 

追記

三塁コーチャーである、河田雄祐さんも退団を発表されました( ノД`)💦

またブログに書かせてもらおうと思いますが・・・

河田コーチ、ありがとうございました( ノД`)✨

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