日常生活の中で自分の行動や受けたストレスにより、寿命が縮んでいるのは…?という研究があります。
それにより、減ってしまう寿命のことを損失余命といい、WHO(世界保健機関)が名付けたものです。
例えば、煙草を一本吸うと、それに含まれる発がん性物質により、寿命が12分縮みます。
つまり、約500円払って自分の寿命を240分(4時間)を削っていることになります。
また、コーヒーは膀胱がんの発生率を高めたり、胃が荒れたりと1杯20秒と算出されています。
最近では、私たちが食べる食品についても報告がなされています。
ロースハム1枚19秒、ソーセージ1本25秒、ジャンボフランクフルト1分14秒と、
加工肉の摂取は、大腸がんのリスクが高めることになるそうです。
ちなみに、私は昨日、ジャンボフランクフルトを食べています・・・
白米お茶碗1杯は39秒で、土壌中の無機ヒ素を吸い上げるため、
ミネラルウォーターは1Lで59秒、放射性ラジウムを含んでいることがあり、
塩素消毒しているから水道水の方がずっとリスクが低いそうです。
その中で、ヒジキの煮物小鉢1人前が・・・なんと58分!
無機ヒ素の濃度が非常に高いからとのこと。
ここまでだと、もはや何も食べない方が・・・となってしまいそうですが、
色々と調べてみると、損失余命とはデメリットのみを算出した数字とのこと。
つまり、コーヒーを飲んだら寿命が20秒縮まるが、
3,4杯飲む人の方が心筋梗塞や脳卒中、呼吸器の病気が少なく、
過剰摂取さえしなければ、メリットの方が大きいのでトータル寿命がプラスになります。
前述のソーセージ(昨日食べた)も、重要なタンパク源のため、カラダには必要な栄養源でもありますし、
日本の米の安全性は、非常に高いため、上記のリスクはかなり低いとのことでした。
さらには、日本人の寿命は1日2時間ずつ伸びており、
トータルでそれを超えない損失寿命だと、結果寿命は延びるといったことになるそうです。
ネットサーフィン報告、いかがでしょうか。
最近は、わからないことはインターネットを使えば、なんでも知識や解決策がすぐに出てきます。
便利な一方で、情報を鵜呑みにし、翻弄されてしまうリスクも含んでいます。
情報が溢れる現代では、受け取り手自身が情報を判断し、
見分ける力がもっと必要なのかもしれませんね。