我が子がお隣さんの車に傷をつけてしまったら・・・
子どもは無邪気です。
悪気がなくてもやってしまうことも
ありますよね。
今回、紹介するお話は、そんな子ども
が起こしてしまった事件に関するものです。
ある3歳の女の子が
なんと隣人の車に傷をつけて
しまいました。
車のドアに大きな落書きのように
目立つ傷…
小さな子どもって特に悪気はなくても
ときにとんでもないことを
やらかす事がありますよね。
しかし、そんな子どものした事とは
いえ、実際にやられた方からすれば
たまったものではありません。
この最悪の事態に気づいた両親は、
すぐ隣人宅へお詫びに行きました。
そして、
「修理代を弁償させて下さい。」
と申し出ました。
大切な愛車を傷つけられた隣人は、
女の子の両親宛てに
「請求書」を作成しました。
これが届いた隣人からの請求書。
●修理代とスプレー代・・・1,500ポンド(約287,000円)
●それらにかかる税金・・・300ポンド(約57,000円)
その金額に動揺し、言葉を失う両親。
弁償するとは言ったものの、
修理費がこんなに高額だったとは・・・
両親は動揺しつつも
おそるおそる請求書の続きに
目をやると・・・
●修理のことを考えている間に飲んだ
大量の紅茶代・・・28ポンド(約6,000円)
●その紅茶と一緒に食べた
大量のビスケット代・・・10ポンド(約2,000円)
えっ!?なにこれ・・・
そこから、まぁ子どものしたことです
し、1838ポンド(約352,000円)を
マイナスして・・・お金はいただきません
寛大でウィットに富んだ
隣人の対応に感激した両親。
そして、
請求書の最後には一文が
添えられていました。
お願いしたいのは、
もし私たちが留守にしたときに
荷物が届いたら預かっておいて
っていうことぐらいかな。
一切の費用を請求しなかっただけで
なく、最後に何かお願いをすることで
相手に気を遣わせないこの対応が素敵!
この隣人は、女の子の両親が正直に
告白し、誠意を見せた事で
寛大に対応してくれたようです。
悪気のない過失だとわかっていても、
一時的な感情でつい怒ってしまいがちです。
この隣人のように寛大な心と優しさを持って
スマートに対応できるようになりたいものです。
この対応が絶対正しいとは言えません。
でもこんな寛大な行動は、
この子に罪悪感以上の大切なものを
学ばせてくれた事件だと思います。
とても心温まる記事ですね!