日々、仕事に追われる日本の夫たち。
日本の男性の家事・育児労働時間の少なさは、調査によって世界でも最低レベルであることが判明しました。
日本の6歳未満の子供を持つ夫の
家事・育児関連時間は最低レベル
出典元:gov-online
このグラフは6歳未満の子供を持つ夫の1日あたりの家事・育児関連時間をまとめたものです。
世界各国と比べると、日本の男性が家事全般に携わっている時間の短さがよくわかります。
そんななか、男性たちの意識改革の足がかりにしたいと、
知事たちの体を張った動画が公開され話題になっているので紹介します。
知事たちが「妊娠体験スーツ」を着用して
家事や仕事にチャレンジ
3人の知事が重さ7.3kgの妊婦体験スーツを着て、普段通り仕事をしたり家事をこなすなどをして、身をもって妊婦さんの苦労を体験しています。
奥さんと一緒に食器を洗う山口県知事。
「当時はこんな状態で家事をやっていたのかと思うと…感謝の気持ちでいっぱいになりました」
妊婦体験を行った知事は、みなさん子どもを持つお父さんでもあります。
自分の妻が、かつて同じ体験(実際はもっと大変ですが)をしていたということを振り返って、家族への感謝の気持ちも芽生えたようです。
重いお腹を抱えながら、家事や仕事をこなすことは大変です。
動画では、バスで席を譲られたり、走れない知事(妊婦)のためにエレベーターの乗客が待ってくれたり、妊婦の苦労だけでなく小さな気配りも散りばめられていました。
出演した佐賀県知事は動画について
「私も知事になり、いろいろな体験をしていますが、妊婦体験は衝撃でした。温かい言葉、さりげないフォローがいかに女性を勇気づけるかを実感しました。」
と感想を述べました。