目次
Q1:集団授業はそもそも何をしているの?
一言で言えば、学校の予習です。
例えば白石校の中3クラスでは、既に英語のUnit1を終えて、国語も【握手】や【論語】を指導しました。
定期考査が近づいてくれば、そこからは復習に切り替えて、完全に試験で点を取ることを狙いに行きます。今回で言えば、GW明けにはもう対策モードにできそうかな、という感じです。
指導の中でも、漢検・数検・英検や入試、習熟度に通じると思うことがあれば、その例題を紹介するなどして、定期テスト以外の試験への意識付けも、都度行っています。
カッコよく言えば【試験】と名のつくもの全てを網羅している感じですね。
尚、もちろん講義だからといって一方的に喋る・・ことはせず、指導➡授業内演習➡ひとりひとり様子を確認➡また指導・・という枠組みを意識して行っています。
ちなみに春夏冬の長期休暇時は逆に完全な復習モードに切り替えますし、9月以降は入試に特化した講座も開設していきます。
そしてざっくり12月以降は通常の授業も、私立・公立の過去問をメインに実施していきます。こうして書いてみると、結構時期に応じて都度内容を更新しながら行っている、というのが集団授業のカリキュラムですね。
Q2:授業以外の取り組みは何かあるの?
一番ウリにしていると僕が考えているのは、【Comiru】の導入です。
すごく簡単に言えば、毎授業後、その翌日を目途に、以下の情報をメルマガのように各ご家庭にお送りしています!
ということで以下、一例を載せてみますね。
授業内容
英語・・・Be動詞・一般動詞
社会・・・世界地理
理科・・・動物・植物の分類宿題
春季テキストP4,5+漢検4級過去問(採点して得点も出すこと)次回の授業予定日: 3/29
次回の授業時間: 19:00-21:30コメント(生徒・保護者に公開されます)
今日は70分じっくりと、Be動詞・一般動詞の使い分けを確認しました。最初は横からコーチに都度指摘されながらフォームを固めていくように、イヤにならない程度に声掛けしながら、潜在意識に持っていければと思います。
今回一つ気付いたのが、ページの大部分を紙で隠し、少しずつずらしながら1問ずつ見えるような状態で解いていくと、集中しやすそうな感じでした。
言葉にするのが難しいのですが、こういった小技は色々と仕入れて、また紹介していきたいと思います。
ちなみにこちらからお送りしたメッセージには、返信やファイルの添付なども可能なので、より塾とご家庭のやり取りがスムースに行えるようにもなっています!
Q3: 「一人一人に合わせた授業」の方が、結局良いのでは?
ここは結構意見が分かれるところなので、あくまで一つの私見ということでお受け止めください。個人的には、集団授業の方が、【型】を教えるという目的においては、すごく効率が良いと考えています。
言い換えれば、一人一人に合わせたところでほとんど差がない部分は、個別でも集団でも大差がない、ということになるかなぁ、と。
例えばマイナス✖マイナスはプラスになるという計算のルールについては、「その子に合ったやり方」というのがあまり発生しない部分です。
しかしながら、「家を同時に出ない兄弟」の文章題みたいな、複雑かつ複数の解釈が可能なやり方になってくると、生徒によってはオーダーメイドな教え方が必要になってくる場面が出てきます。
個別授業が効いてくるのは、集団授業という全体に向けた指導では合わないところが出てきた際、そこを補完する必要がある状況ではないかと、僕は納得しています。
すなわち、最初から個別で全てやるのはどこか非効率というか、まずは集団授業で体系的なやり方・概念を知って、その上で理解や腹落ち感が得難いところを個別でカバーする感じだと考えています。
木でいうなら、集団授業は幹を育て、個別授業は枝葉を充実させていくイメージです。幹も無いままに枝葉を育てることは、不可能に近いですよね。
まずは学校の先生や参考書等の教えを徹底的に模倣し、その上で自分の感覚と合わない部分をカスタマイズしていく方が、結果急がば回れで早いのと同じですね。
余談ですが、僕はよく、趣味なのもあって筋トレ系の動画を観ます。時折パーソナルトレーニング(いわゆる個別)を受けにくる方の様子も動画になるのですが、その人達は、丸投げを“しない”ことが多いです。
他の部位に比べて、教科書通りのやり方では背中が発達しない、といった具体的な悩みがあって、そのジムに来ているという場面をよく観ます。個別授業の在り方も、これに似ているのではないかと。
つまり集団と個別は、どっちが良いかという議論は少しズレているというか、
「既製品とオーダーメイド、どっちの方が優れているか」を論じるくらい、実は同じ軸に居ないのでは、
というのが本心です。
ちなみに集団授業の中に個別授業のような時間が一切ない、なんてことも無く、例えば演習中にどこができてどこができていないか、また間違え方にクセは無いか等は、しっかりと注視しています。(机間巡視ですね)
そして〇付け等をする時間を使って簡単にフィードバックを入れるなど、そこは対応を必ず行っています。
ここもまた、ライブの集団授業と映像授業において、性質として異なっている点かなと思います。
Q4:各校舎の授業時間・科目・料金等はどうなっているの?
以下の表をご覧ください!!
Q5:映像授業で十分じゃないの?
中立性を保つために先に書いておきたいのですが、僕は高3の頃、東進衛星予備校広島大町校というところに通っていて、映像授業を受講し、成績(センター試験・模試の得点)が伸びた経験があります。
つまり、映像授業を受けたことも無いのに憶測で語っている・・・というわけではないということを、先に念押ししておきます。
その上でお伝えしたいのですが、映像授業”だけ”で十分な生徒さんは得てして、偏差値が60以上の力量があることが前提だと僕は感じています。ここに光と闇というか、その辺を分かつラインがあるように思います。
映像授業は、直接教えを届けたい相手を観ながら録画しているわけではないので、ある意味既製品として優れたものを届けるというイメージとなります。(UNIQLOのシャツのような)
ただし、体型一つとっても千差万別あるように、例えばその子が持つ学力はもちろん、価値観、響きやすい具体例、目で見る方が得意、耳で聴く方が得意、感覚よりも言語、言語よりも感覚という風に、個性という言葉に包まれた「差」は、確実に存在します。
だからこそ、その子に合った指導・学習法を探るには、どうしても相互のやり取りや補完という部分が必須になると感じています。
オーダースーツを作る際は、立ち合いで採寸が必要になるのと似ていますね。
そして何より、映像授業を主とする校舎であっても、質問対応のスタッフが常駐しているなど、【型】をその子に合わせてカスタマイズするケアが必ずと言っていいほど備わっているものです。
そのため、映像授業自体もちろん素晴らしいことは僕も感じるのですが、本当にそれ“だけ”で僕は山口大学に受かっていたかと言われれば、正直無理だったと思います。
僕自身、映像を通じて教わった【型】を、校舎に居たスタッフの方との質問対応やミーティング、また自学を通じて、少しずつ習得していったからこそ、結果上手くいったのではないかな、と。振り返ればそう感じます。(もちろん映像授業自体も素晴らしかったです)
映像授業は昨今、ある意味神器のような捉え方をされている節は在りますが、リスクというよりも単なる特徴として、100%ハマる教えを相手も観ずに創るのは、極めて難しい、というのはあるかなと思います。
つまり、それ自体が完結したパッケージというより、より大きなパッケージの“コンテンツのひとつ”と表現するのが近いのではないかと。
コース料理が主菜だけで成り立たないように、あくまでも“メインではあるけどそれだけではない”というくらいで絶対視しないのが、僕は丁度いいのかなと考えています。
終わりに。―お問い合わせ先一覧―
ということですごく長い文章になってしまいましたが、ちょっとでも気付きというか、発見というか、疑問が解けた部分があれば、書いた甲斐があるかなぁと思います。
もしこれを読まれて「集団授業か個別授業、体験してみようかな」と思われたのであれば、ぜひ以下の連絡先一覧から、お気軽にお問い合わせください!
メール✉:https://kawashin.info/main-contact
TEL📞
大内本部校(マクドナルドの真ん前) 083-927-8075(担当:奥村)
宮野校(宮野中学校すぐそば) 083-932-1015(担当:鮎川)
白石校(YAB真ん前) 083-902-9395(担当:中本)
宇部校(490号線沿い) 0836-39-5625(担当:鮎川)
※上郷校は個別授業のみの実施です。
上郷校(ウェスタまるきの裏) 083-902-8765 (担当:野上)
【小さな学び舎 たかおか塾】
平川校(山大真ん前) 083-902-8669(担当:徳山)
吉敷校(維新公園近く) 083-996-5866(担当:高岡)
それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!