こんにちは。かわしま進学塾大内本部校の奥村です。
受験生のみなさん、公立入試大変お疲れ様でした。
みなさんの日頃の努力が発揮できたこと、祈っています。
今日は、入試が終わり自分の点数が何点だったのか知りたい人もいるでしょうから、ここに理科の問題分析を載せます。
手ごたえがあった人も、なかった人も、自分の結果を見て次に活かしていくことがとても重要です。
「まだそんな気分じゃないよ...」という人は、
自分の気持ちの整理がついたら、みんなここをもとに丸付け、やり直しをしてくれると嬉しいです。
まずは全体の解答からです。
傾向と総評
全体
地学・化学・物理・生物それぞれ1⃣~8⃣まで各2問ずつ出題。
範囲、難易度とも満遍なく出題されています。
また、9⃣は各分野の総合問題となっていますが、基本的なものを問う問題もきちんと出題されているので、問題をよく読み新研究での知識をフル活用して臨めば解けない問題はそう多くありませんでした。
1⃣~4⃣まで
難易度に変化なし。基本問題が高い割合を占めていました。
5⃣~8⃣まで
昨年と比べ、文量が少し減り取り組みやすい問題が目立ちました。
計算問題の出題も目立ち、昨年と比べ計算問題の比重が多くなっています。
〇基本語句を問う問題数 昨年並み
〇イオン反応式(昨年)→化学反応式(本年)の出題。反応式は毎年出題されると思った方が吉
〇計算問題は昨年より増加
〇作図の出題はなし。
〇ほぼ全ての問題で実験・観察の問題が出題。※教科書や新研究レベルが多い
〇グラフ、表を読み取り答える問題が多い。難しいと思える問題もちらほらとありました。
〇記述問題が5問。※昨年+1問。難易度は新研究レベル。
難易度は昨年度と比べやや易化した印象です。
教科書・新研究レベルの語句問題はすぐに答えが言えるようにしておくこと。
長文問題では、全ての問題文を読んでいると時間が足りなくなってしまうので、重要と思える数値・実験の方法を探すクセをつけておくこと。
実験結果の理科的な考察・予想、またその原因を考える問題への経験を積むこと。
40点越えのためには新研究や教科書の暗記事項のやり込みが必須です。
ぱっと見が難しくとも、諦めずにじっくりと考えることで得点できる問題もあり、悪問はない、入試問題にふさわしい問題たちだったと思います。