みなさん、おはこんばんにちは。
山口市・宇部市の学習塾、そろばん、書道のKAWASHIN川島です。
さて、夏休みに突入いたしましたね!!
わーい!!わーい!!遊びまくるぞー!!と元気いっぱいのキッズたちよ。
ちゃんと宿題の計画は立ててるかな?
できればお盆前までに全ての宿題を終わらせるような計画を立てるといいですぞ。
そしたら夏休みの最後の最後まで精一杯羽が伸ばせるからねー!!
そんな宿題の計画を立てることが困難になってくるのが『夏休みの自由研究』です。
なぜなら、ほとんどの自由研究が長期間に渡るからです。
30分そこらで終わっちゃうようなものは自由研究とは呼べませんものね・・・。(まあ、やり方次第なんでしょうけど)
さて、そもそも小学生の自由研究っていつから始まったんでしょう。
調べてみるとまずは1947年に、戦後の教育改革の中で “ひとつの教科として” 定められたと記録されています。
子どもたちの自発的な活動を促すことを目的とし、1951年には教科としての自由研究は一旦なくなります。
その後クラブ活動や学級会など、教科以外での活動において個々の興味や能力を伸ばし、育てるという方向へとシフトしました。
そして、2000年度から段階的に始まった「総合的な学習の時間」はすっかり定着していきました。
「総合的な学習の時間」と「夏休みの自由研究」の違いは・・・、
「総合的な学習の時間」は学校内で教師の指導のもとグループ活動がメインであることに対し、夏休みの自由研究はたったひとりで進めなければなりません。
要は「自由研究」は、子どもの自主性や問題解決能力を育てることを大きな目的の一つのようです。
それを考えると、『子どもが自分ひとりの力で最初から最後まで何かを完成させる』という圧倒的な経験を与えるという意味では素晴らしい機会と言えますよね。
ということを踏まえると、私たち親は自由研究に対してどのように向き合えばいいでしょう。
うちの奥様は、毎年、『今年の自由研究は何をやらせればいいのかしら?』みたいな悩みを抱えています。
実際に同じように悩んでいる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
その時点で、自主性や問題解決能力を育てるという大きな目的を阻害することになりますよね。
そういう私はこんなふうに考えてしまいます。
・私の時間を奪ってほしくないなぁ
・お金がかからないようにして欲しいなぁ
・遠出はしたくないなぁ
・家を汚してほしくないなぁ
あたし、最低な父親ですね・・・笑
親が考えなければいけないのは、
「期限に間に合うよう、自由研究を終わらせることや、ましてや私のような親本位な」ことではなく、
子どもが「自由研究を通じて、自らが探究心を醸成していく」ように導くことだそうです。
今年の自由研究からはしっかりとその辺りと向き合い子どもの自由な研究を見守っていきたいと思います。
引用:こどもまなび★ラボ