本当に国語力を上げたいなら
本当に国語力を上げたいなら、
出口先生の言う、論理力を鍛える
ことが本当に大切です。
これは国語の点数をたった数点上げるのではなく
数学・社会・理科・英語などにもつながる、
決定的に大切な力だからです。
ただ、私が指導していて思うのは
『他者を想像する力』
これが一番大切な力だと思います。
そして、これが国語力を伸ばす
第一歩になると考えています。
「僕が書いたこの解答は誰が読むんだろう？」
それをまずは考える必要があります。
入試の場合は、誰なのかわかりません。
そんな中で、
僕(私)のことをわかっていてよ！
というのは、無理があります。
まずは読み手のことを考える癖を
つけなければ、解答欄に
意味不明なこと
誰も読めない文字
を書くことはなくならないと思います。
また、
「登場人物のこの子はなぜこんな行動を取ったのだろう？」
そういうことを考えることができなければ、
物語文の問題は解けません。
カオスと明晰
特に小学生に多いのですが、
意識がカオス（混沌）の状態では
絶対に問題は解けません。
カオスとは、
整理されておらず、頭の中がぐちゃぐちゃになっている状態です。
その対義語を頭脳明晰の明晰
と出口先生はおっしゃっていました。
明晰とは、
物事が整理されていて、頭の中が整っている状態です。
子どもの脳の成長にかかわる問題で、
１２歳（小６）までに明晰の状態を作り出すことが
非常に重要だそうです。
中学生や高校生になってから明晰の状態を
多く作り出すことはできますが、
非常に多くの時間を費やすことになります。
早い段階からがよいということですね。
まとめ
国語力を鍛えるには
⓪漢字や語彙を覚えること
①他者を想像する力
②論理力を鍛えること
③『明晰』の時間を作り、
カオスから脱却すること
です。
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