学習時間7:3の法則。
まず意識したいのが、学習時間の割り振りです。
それが7:3の法則で、7の方が演習、3の方がテキストを読むなどのインプットです。
例えば、5時間勉強するとしたら、そのうち3時間30分を演習に割り当てましょう。
そしてその演習も、50分単位で区切っておこなう方が良いと思います。
理由は、入試の形式を一つでも多く経験するためです。
(ちなみに、試験本番のプレッシャーに強くなるのにも効果的らしいです)
そして繰り返しになりますが、教科書を読んで、知らないことを頭に入れる時間は、比率で言えば【3】、
さっきの例で言うなら、5時間中の1時間30分くらいにとどめましょう。
はい。ここで終わると、ゴリマッチョな勉強というより、普通の勉強です。
しかもこのやり方だと、多分すぐに集中が切れます。解くばかりになるからです。
とはいえ解かねば、成果はとぼしくなってしまう。ジレンマですね。
この矛盾しているような状態を、どうやって回避するか?
実は、ちょっとしたコツで、劇的に変わります。
続いては、それをご紹介しましょう。
【攻めの答え合わせ】とは?
そのコツは、答え合わせにあります。
わかる問題をガンガン解いて、わからない問題は後で赤ペンで写す。
これが鉄板ですよね?
実をいうと、この時期になってくると、その時間すら勿体ないです。
答え合わせすら、攻めの姿勢でやりたいもの。
それができれば、7割を演習時間にすることも、もちろんできます。
ということで、具体的な方法を伝えましょう。
それは、答えは少しずつ見るというものです。
例えば社会のとある問題がどうしてもわからないときは、答えの1文字目だけを見て、残りを思い出そうと頑張る。
数学であれば、解答の流れを1~2行目だけ見て、残りの展開を思い出せないか頑張る。
そうすると、ただの答え合わせではなく、自分にヒントをあげつつ、
最後まで考え切らせるタフな時間に変わります。
このささやかな心掛けの違いが、最終的にトンデモナイ効果をもたらすことになるのです。
強い記憶を作るには、【思い出す】時間をどれくらい長く意識して取るかがコツです。
多少自己流でも構わないので、ぜひ工夫して頑張りぬいてください!