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【書いてあるじゃん!】『国語』が得意な人が考えていることを言語化してみました。 ―その鍛え方も添えて―

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国語力強化における、本当に基本的なトレーニング方法とは?

 

正直それを詳細に書くと、こっからあと数千字必要なので、本当に導入だけに絞ります。

 

鍛えたい力は乱暴に言うと2つで、『各種条件を頭に保持する力』と、『語彙力』です。

 

まずは前者から。これは言葉を変えれば『ワーキングメモリー』であり、別名『短期記憶』と言うものです。

 

例えば買い物に行ったとして、何を買えばいいかというのは、その時だけ頭に残せればいい情報ですよね?それをその期間だけ、こぼさず頭に残す力が、ワーキングメモリーだと言えます。

 

この力が強ければ、『文字数』『解答の形』『誰のセリフか』といった情報を意識の隅に残したまま本文を検証できるので、正解に行き着く可能性は高まるわけです。

 

逆にこの力が不足していると、保持できる情報が少なくなるため、読み落としが増えたり、違う答えを持ってきたりするというわけです。

 

では、この力はどう鍛えれば良いか?

 

実は研究の結果示されていることなのですが、『特定の条件を満たすゲーム』をすれば、ワーキングメモリーが強くなるようです。

 

その条件をざっくり言うと、『3D空間を動き回る』『謎解きがある』『瞬間的な判断を求められる』といったもので、マリオやゼルダの伝説のようなものを想像して頂ければ大丈夫かなと。

 

もちろん一日当たりの時間などの限度はお子様と話し合った上で、学習と娯楽を兼ねた術に使えるってことをお知りおき頂ければと思います。

 

あるいは、『なぞなぞ』もオススメだと思います。

 

与えられた問いに対し、あそこまで柔軟に言葉を考える経験はなかなかありません。ワーキングメモリーだけじゃなく、言い換えの力やセンスも磨ける方法ですね。

 

では次に語彙力ですが、一番【手っ取り早い】のは、漢字の学習です。

 

実は語彙力とはつまり、知ってて使える漢字の量と言うこともできます。日本語では、ひらがなで表されるものはほぼ助詞や助動詞であり、意味の部分は漢字が持つからです。

 

もちろんより効率的に学ぶため、漢検の学習とくっつけても良いと思います。最近は受験生を中心に、受ける受けない関係なく、漢検の問題集は買った方が良いと、結構推しているくらいです。

 

さて。

 

ということで、国語の得意不得意をテーマに、身も蓋も無いことを書いてみました。

掴み所がなくみえるこの科目の正体が、少しでも言葉にできていたら幸いです😊

 

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では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました‼️

 

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