こんにちは
山口市・宇部市の学習塾『かわしま進学塾 宮野校』のヒゲです
昨日、山口高校(山口市内でNo.1の進学校)にこの春から入学することとなった高1の生徒から
『ヒゲさん、高校の数学を勉強する上で大切なことって何ですか』
という質問を受けました
それに対してボクは
『いかにラクをして計算を解くということを常に考えて、そこに向かって努力することやね』
と即答しました。
さて、
ラクをするための努力とは何なのか
一見して矛盾が生じているように見えるのですが、
ボクからすると高校生が計算問題を解く上で絶対に外せないキーワードです。
計算問題において、ラクをすればするほど、
煩雑な計算がシンプルなものに変わったりすることが多々あります。
その繁雑な計算をするときに
『うわぁ、この計算めっちゃめんどくさそうやん
まあ、しょうがないけど、めっちゃ時間かかりそうやけど、やるしかないよなぁ』
って思いながら解くのか、
それとも
『うわぁ、この計算めっちゃめんどくさそうやん
このまま計算したら大変なことになりそう・・・なので、何とかシンプルになる方法はないのかなぁ、コレ』
って常に考えながら問題を解くのかの違いです。
後者の場合は、毎回シンプルになるとは限らないのですが、
ただそれにおいて問題を解く前にいろいろなことを考えたり、解答に載ってある短い別解をみたりして、
知識や経験を増やそうとする努力をします。
これが、ラクをするための努力です。
例えば化学基礎のモル計算や物理基礎の運動方程式において、
前者の子は、何も考えずに計算して、とんでもない数値に四苦八苦しているのに対して、
後者の子は、式をつくった後、計算する前に、作った式を眺めてから、
約分できるものや、定数倍になっているものがないのかなぁってのを見つけて、
で、簡単な数値に直してから問題を解く感じです。
繁雑な数値のかけ算や割り算の筆算は正答率は、普通の計算問題と比べるとどうしても低くなってしまいます。
だから、なるべくそれを回避できるのならば回避をする。
ラクをした結果、計算ミスも激減していく。
そういうことに努力すること
いかに効率よく計算をやっていくのかを考えること
まぁ、大切なことはまだまだ沢山あるのですが、
とりあえずこの観点を持って高校数学や化学基礎、物理基礎などの計算に挑んでいくと
劇的に高校生活の計算ライフがかわるのではないでしょうか