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子育てからの気づき。小1からの学び。

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山口市・宇部市の学習塾、㈱KAWASHINのかわしまです。

 

今回はカワシマ家の子育ての中で気づかされたことについて書きます。

 

長男小学1年生。長女年中さん。

コロナの影響で長い長い自宅待機が解かれ少しずつ元の生活にも慣れてきました。

 

長男は幼稚園を卒園して小学校に入学した次の日から休校だったので本当に学校に行くのが待ち遠しかったです。

そんなこんなでやっと始まった小学校生活。

わたしは受験のプロではありますが、小学校1年生の最初の勉強に触れるのはよく考えるとこれが初めて。

宿題をみてあげるのが楽しみでした。

 

『こくご』の宿題はひらがなをなぞって、4個ずつ練習するプリント。

うんうん。小1っぽいねえと眺めていると、すでに学校でひらがなの練習は終わっている。

あれ?何やるんだろう?と眺めているとプリントにレイアウトされているいろんな絵をクーピーで塗り始めました。

ぬり絵の宿題です。

芸術的なセンスを磨くというよりも、おそらく筆圧とか、はみ出さずに書くとかそっちの訓練なんだろうなと思いながら見守っていました。

 

長男は年中さんくらいから早熟の反抗期みたいなところがあってとにかく大人ぶります。

大人ぶってなんというか子どもらしくないので初対面の大人には印象悪いだろうなぁといつも心配しています(笑)

そんな感じだから、『ぬり絵なんて幼稚園でやりよったのに、なんでこんな子どもみたいなことやらないかんの?』と超ダルそうに色を塗っています。

『子どもみたいなって、おまえは100%子どもぢゃ!!』と心の中でツッコミを入れながらだんだんイライラしてきます。

塾生には指導方針や目的を明確にして冷静に指導にあたれるので指導中にイライラすることなんて滅多にありません。(聖人ではないのでときどきありますが…。)

ただ、わが子に対峙するときは200%イライラしてしまう…笑(これも子育ての気づきの一つ…。)

 

そんなぬり絵の中に歩行者用の信号機が出てきました。

 

彼は父親と違い、車とか機械に関することには興味を示すのでダルさ加減が数%ダウンしたようで鼻歌を歌い始めました。

そして、青信号だけ塗って、『よし!おわったー!!!』とクーピーを片付け始めました。

イライラしているわたしは『待てい!!宿題を適当にするなー!!ちゃんと赤信号も塗らんかーい!』とすかさずツッコミをいれます。

すると長男から思わぬ言葉が返ってきました。

 

 

 

『パパ、信号が青の時は赤は消えてるんよ。』

 

 

 

ガーン!!!

 

 

圧倒的に長男が正しい!!!

 

『おまえすごいな!!天才だな!!パパは誇りに思うぞ!!』とまるで洋画の和訳みたいなセリフを言いながら長男を抱きしめました。

 

 

有名な話ですが、2・3歳くらいの子にカラスの真似をさせると

『アー!!アー!!』ということが多いそうです。

 

 

すると大人は『違うよ。カラスはカァー!カァー!と鳴くんだよ。』と子どもに教えます。

でもよくよく聞いてみると、カラスは確かに『アー!アー!』と鳴いてますよね。

 

こんなやり取りのように、子どもの真実の解答が大人の介入により世間一般的な解答に塗り替えられるってことは非常に多いのだと思います。

 

 

『先生から赤信号も塗りなさいと注意されたらさっきパパに言ったみたいに先生に教えてあえてね。』と長男に伝えると。

 

『めんどくさいからいい。』と言われてまたイライラしました(笑)

 

 

【子どもにしかわからない、大人になったから気づけない。】

 

頭ごなしに大人の常識を押し付けちゃいかんなって長男から教育されました。

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