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苦手!無理!覚えられん!そんな社会の勉強法をまとめてみた! -歴史編-

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『流れをつかむ』とは?

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社会の勉強をするうえでよく言われるのが、

『流れをつかむこと!』というフレーズです。

 

ある程度できるようになれば何となくわかるのですが、

それを人に分かるよう伝えるのは結構難しいですよね。

 

ということで少し間延びしますが、なるべく言葉にしてみます。

 

『流れ』とは乱暴に言えば、

『大体どういう順番で歴史的な事件が起きたか』となります。

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好きな漫画でイメージしてほしいのですが、

○○編の後にアイツが出てきて△△編が始まったな、

とかそういうのをつなげていく感じです。

 

基本、歴史的な事件や語句には、

その時代にそれが起こる理由なり原因なりがあるものです。

 

そしてその出来事がまた別の事件の引き金となり、

歴史が『流れ』ていく・・という感覚。

 

最初の段階で、細々とした語句を覚える必要はありません。

ざっくりどういう順番で歴史が動いたのか、

軽い気持ちで教科書を読んでみることをオススメします。

 

さて。この『流れ』をつかんでおくことのメリットなのですが、

改めて語句を覚える段階で、それが楽になるというのが大きいです。

 

『聖徳太子って人がいて、何かいっぱいかしこい人を採用して、ルール作って、どっかに誰かを送っていたなぁ』

というのがおぼろげに頭にあれば、

 

『聖徳太子は冠位十二階を制定し、十七条の憲法を作成し、隋に遣隋使として小野妹子らを派遣した』

 

という風に、語句を覚えるのが楽になります。

つまり、『ああ、この言葉ってあれのことね』

という感覚を生み出しやすくなるのです。

 

また、人は『連想』が得意です。

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例えが微妙ですが、何か悪い出来事が起きると、

過去の悪いことを連続して思い出したという経験は無いでしょうか?

 

『うわ、犬のう○こ踏んだ!』

『そういえば昨日は鳥のフ○を頭に食らった!』

という感じです。(余談ですがこれは友達の実話です)

 

こんな風に、何か一つ思い出せば別のもセットで出てくるのは、

特別な才能ではなく、ある種自然なことなのです。

 

上記の例だと、

『聖徳太子と言えば、蘇我馬子とか推古天皇とつながりがあったよなぁ』

といった感じと言えるでしょう。

 

昔流行ったマジカルバナナではないですが、

こういった風に関係するキーワードを結び付けて覚えるのも、

『歴史』を攻略するコツ

 

『流れ』をつかんでから『語句』へ。

試験前の切羽詰まった時期でなければ、

これくらい腰を据えて学習にのぞみましょう。

 

※試験前の勉強法は、

以前岡村(ヒゲ)先生がまとめてくれたコチラがおススメです。

 

『40秒思い出し法』

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―とはいえ、ただ読むだけで頭に入れば、全くもってワケありません。

それは僕も無理です。

 

ただ、一読しただけで頭に入る量を”大幅に”増やすことは可能です。

そこでオススメしたいのが、『40秒思い出し法』です。

 

やり方は簡単。

テキストの見開き2ページを読んだら、一旦本を閉じ、

その内容を思い出してみるだけです。

 

やってみると分かりますが、最初はかなり難しく、また大変です。

しかしこのひと手間で、頭に残る割合がかなり増します

 

尚、『えーと、後醍醐天皇が・・建武の新政?を始めて・・』という風に、

独り言をぶつぶつ言いながら思い出すと、更に効果が高まるとのこと。

 

周りに人がいないことを確認して、実践してみてください。

 

『答えを見て問題を考えよう!』

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ある程度知識がついてきたら、ワーク等で問題演習を行う段階になります。

ですが、ワークを完璧に覚えた!というだけだと、点数が伸び悩む生徒も多いです。

 

それは、『その問われ方でしか答えられない状態で、頭に記憶が入っているため』なのが原因かなと。

 

バッティングセンターならめっちゃ打てるのに、実戦だと全然打てないバッターに似ています。

 

これを防ぐには、やはり語句に対して色々な知識を連想して入れておくのが鍵。

そこでオススメしたいのが、『答え』から『問題』を思い出すことです。

 

例えば、『坂本龍馬の仲立ちで成立した同盟は?』と言えば、

『薩長同盟』と言える生徒は多いですが、

『薩長同盟って何?』と尋ねると、話は別です。

 

坂本龍馬と言う名前を思い出せるか?

当時の薩摩と長州の代表格を知っているか?

また、薩長同盟の目的はそもそも何か?

 

等々、質問されて答えるだけでは得られない『知識のつながり』を得ることができます

 

それに、聞かれたのに答えるだけではつまらないですからね。

日々の勉強のスパイスとしても、この学習法はオススメです。

 

『情報源を絞らない!』

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少し考えを広げれば、身の回りは『情報源』だらけだと気づけるはずです。

 

例えば、先生の説明もそう、教科書もそう、ワークも、

ネットも、テレビも、なんなら社会が得意な友達も、そうです。

 

テキストの書き方や説明が自分にハマらないのなら、

そういった情報源も積極的に活用していきましょう。

 

実際僕自身も、『歴史』を勉強するときは、

出来るだけ複数の情報源から知識を入れるように心がけています。

(知識のかたよりもありますしね)

 

極論、例えば明治時代を学びたいなら、

そこを舞台にしたゲーム、漫画、小説を糸口にしても構わないと思っています。(僕もそうですし)

 

色々な方法で知識を入れる。

急がば回れ、めんどくさがらずに積極的に挑戦してみてください。

 

終わりに。

 

最後になりますが、強く意識してでも、『苦手だ~』という心構えは絶対に外すべきです。

 

『無理だ』と思えば、無意識に脳はその理由を探したり、それに焦点を合わせたりしてしまいます

 

つまり、『できない』原因は、『自分はできないと思い込んでいること』にあるのも多いのです。

 

この考え方を壊すには、例えば過去にいい成績を取ったことを思い出す、というのも効果的です。

 

そのうえで、例えば教科書の○ページまで読む!といった風に、

達成が簡単な目標を立て、それをクリアすることで成功体験を積んでいきましょう。

 

一度結果が出れば、後は好循環に乗るだけです。

大変なのは芽が出るまで。

植物も一度発芽すれば、そこからの成長は早いですよね。

 

ぜひともここに書いたことをヒントに、日々の学習を頑張ってください!

地理編はその内書きます!

 

以上、中本でした!

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