こんにちは。山口市宇部市の学習塾「かわしま進学塾」の奥村です。
かわしま進学塾大内本部校は中3理科の集団授業において「天体」の分野に入りました。
どれもこれもスケールが大きすぎて生徒たちにはピンとこないお話がこれから続いていきます。
えらい人が言いました。
「地球のように、生物が存在する星が誕生する確率は0.0000000...(略)1%である。
これは、君の腕時計をバラバラに分解して25mプールの中にいれ、プールの水をかき混ぜる。
その水の流れだけで腕時計が元通り復元する確率と同じくらいだよ」と。
当時僕はこれをなぜか、かっけぇぇぇぇ!と思いました。宇宙すごい!と思いました。
それから僕は宇宙が好きになりました。(この話を先日授業のなかで生徒に言うと、ふ~んで終わって悲しかったです。)
ですが、それもまた宇宙!(意味不明)スケールの大きさを一緒に体感していこうじゃないか!
僕自身宇宙大好きなので、いちいち話が逸れていってしまうときもありますが...
今日はこの場を借りてそんな話をしてみたいと思います。
例えば、自転。
地球ができてから今日まで、一周に24時間かけて、ずーーーっと、くるくると回っているのは常識です。
じゃあ、なぜ自転は止まらないのか?
「コマ」を例に挙げます。
コマを回すと最初は勢いよく回っていても、いつかは止まってしまいますね。
それは、コマが接している机と、コマの間に摩擦力が働くためです。摩擦力はコマの回る方向と逆の向きに働くため、コマにとってのブレーキ
になってしまうからコマは止まってしまうのです。他には空気抵抗なんかも考えられますね。
では、地球は?
回転しているという状況は地球もコマも同じですが、地球の場合、机のような何かの上にのっているわけではありませんよね。
ということは?摩擦力がない!ブレーキがない!
⇒回り続ける。ということなんです。
「自転が止まらないのは、常に自転の向きに地球へ力が加わっているから!」という生徒もいます。
不正解!!
ひとつ前の「運動」の単元を思い出してみてください。
すでに運動をしている物体は、外部から何かしら力が働かないのであればそのまま同じ運動を続け、静止している物体は静止し続ける。
という法則がありましたよね!!
※今回の中間テストにでますよ~!!
そう!慣性の法則ですね!だから地球はず~っと回り続けているんです。
(地球に外部からの力が全く働いていない....ということはないんですが、ブレーキになる方向の力ではないのです)
そういうのを全部無視して、「もし自転が止まったら」どうなるか知ってますか?
今私たちは、とんでもないスピードで動いていることは有名ですよね。
赤道約4万㎞、それを24時間で一周するわけなので 4万÷24=1666.66... 時速約1700㎞です。
とんでもないスピードです。これが急に止まるとなると...色んなものが吹き飛びます。
人類滅亡は避けられないですね!
(こんなことになるのかも....?)
助かりたいのなら、地球の自転をいち早く察知して、回転の中心である北極か南極にダッシュすることですかね...
じゃあ多分助かるのではないでしょうか!?(適当)
もちろんもっともっと怖いことが起こります。
異常気象や、太陽からの放射線などなど。
あり得ない話ですが、少し興味がわきませんか?
他にも、地球以外の星に目を向けると、へんてこな星や、面白い話がい~~~~っぱいあります。
太陽よりも遥かに大きい星、お酒が延々噴き出している星、ブラックホール、ダークマター、星座の元ネタ、etcetc
テストの点数も大事ですが、「何かに興味をもつこと」はとっても大事です。
かわしんの理科の先生はみんな宇宙大好きです!校舎の先生にいろいろ疑問をぶつけて、童心に帰ってみてもいいのではないでしょうか?