山口市・宇部市の学習塾、KAWASHINグループのおさむです。
いよいよ開幕した日本ラグビーワールドカップ。
「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」
とてもいいキャッチコピーですねー!
なんか大げさだな~。と感じるこのキャッチコピーの意味なんですが、実は今回のワールドカップは「新たな歴史をつくる大会」といっても過言ではない、特別な大会なんです。
それは実は「日本」で開催されたということなんです。
これまでの開催国は、オーストラリア・ニュージーランド・イングランド・アイルランド・スコットランド・ウェールズ・フランス、そして南アフリカ共和国。
ちなみに南アフリカ共和国の開催に関しては、あの悪名高い人種隔離政策、アパルトヘイト撤廃の直接的な要因になったことで有名です。
この歴代開催国はラグビー発祥の地だったり、超強豪国だったり、要はラグビーゆかりの国といえます。
今回、日本で開催されるワールドカップは、あまりラグビーが盛んではない国で開催される「初めて」の大会なんです。
初めてということは「一生に一度」。
だから、「4年に一度じゃない。一生に一度。」となったわけですね。
というわけで、今日はいくつかそんなラグビーにまつわるミーハー豆知識を、にわかラグビーファンでニュージーランド推しのミーハーなあたしが二つご紹介します。(もともとラグビー大好きな人にとっては常識ばかりですけどね(笑))
①とっても紳士的なスポーツ
ラグビーは球技の中では最も接触が多く、危険なスポーツの一つといえます。
山高のラグビーの子は、「今日、肩外れたので塾休みます」みたいな衝撃的な連絡をしてきますが、彼らにとっては関節が外れるくらいは大したことではないようです。
そんな一見ケンカしてんのか?みたいに見えるスポーツですが、試合が終わってしまうと超仲良し。
そう。
ドラマで有名になった「ノーサイド」の精神ですね。
同じスポーツを愛する者同士のリスペクトの気持ち。
また、これは選手だけでなく、会場の観客も同じ。
普通、サッカーや野球だったらファンは別れて座りますが、ラグビーはファンが混在しています。
これは野球の観客席。
カープの赤がひしめき合っております(笑)
で、こちらがラグビーの観客席。(いい画像がなくてごめんなさい…。)
観客席に赤と黄色が混在しているのがわかりますか?
これは、応援しているチーム関係なく、素晴らしいプレイやトライには惜しみない拍手と声援を送る。
そんな素敵な慣習があるからこそ、観客席も「ノーサイド」なんですねぇ。
②マオリの伝統「ハカ」のもう一つの見どころ
みなさんは、今回のワールドカップでオールブラックス(ニュージーランド)が試合前に行う儀式、「ハカ」をごらんになりましたか?
う~ん。勇ましいです。
こんなん目の前でやられたら失神しちゃいそうです(笑)
ハカをする国は、ニュージーランド、トンガ、サモア、フィジーの4か国。
マオリ族の血を引いたものだけに許される儀式といえます。
一言でハカといっても、種類があり、ニュージーランドが行うハカは「カ・マテ」と上の動画の「カパ・オ・パンゴ」。
カパ・オ・パンゴは特別な試合にしかやらないそうです。
そこで僕はふと疑問がわきました。
限られたチームや国しかやらないハカ。
それをやらないチームにとっては、「はよ試合やろ~や~。なんで俺らが待たされないかんのや~。」って気持ちにならないかなって。
野球だったら、相手チームがなにかパフォーマンスをしてたら、ベンチで冷静に見てそうです。
サッカーだったらどうだろう…。みたいなことを考えてたら、ハカをみている相手チームのほうに興味がわいてきました。
そこでもう一つ動画をご覧ください。
ガッツリ見てますね…笑
実はこれもリスペクトの精神。
相手チームの儀式をしっかりと受け入れ、自分たちは肩を組み仲間をリスペクトし、「絶対にこいつらには負けないぞ!!」と闘志を燃やすわけですね。
最後に、僕はこれを見てなぜか涙が出ちゃったんですが(情緒不安定?(笑))、ラグビーの精神というかスポーツの絆というか、とにかくいい動画があったのでご紹介します。
いかがでしたか?
まだまだ続く、ラグビーワールドカップ。
最近の民放のラグビーの試合はわかりやすくルールを説明してくれますので誰でも楽しめます!!
勉強の合間の気晴らしに是非見てみてくださいねー!!!