今日は脳科学者『茂木健一郎』先生のブログ脳科学者のひとりごと 時々書生 より2016/9/29の記事をご紹介したいと思います。
タイトル『やる気は必要ない』
という内容なのですが、いかがでしょうか。けっこうこの事をズシリと感じた人たちもいるのでは!?
今までの塾講師生活を振り返ってみると、
どちらかと言えば『やる気』という言葉を勉強をしない理由として用いている人々からよく聞くような気がしますし、
逆に黙々と勉強に取り組んでいる人からはあまり『やる気』という言葉を聞かないような気がします。
夢や目標が物事を成し遂げる為にモチベーションが大きな原動力となることは紛れもない事実だと思いますが、ここの話では
モチベーション≠やる気
ととらえていただければと思います。
『モチベーション』は行動原理や動機付けであるので(例:なぜ勉強するのかに対する各々の答え。志望校に合格するためや、夢を実現・・・など)ほとんどの受験生には『モチベーション』が存在するはずです。
ここでモチベーション=やる気と『仮定』すると
『今日は志望校に行きたい気持ちがめっちゃ強いので、勉強を〇時間頑張る!!』であったり、
『今日は夢実現に対する気持ちが全然ないので、勉強は・・・やらない!!』ということになると思うのですが、
前者はよくある話だと思いますが、
後者は少なくとも僕はこんなことを経験したことが無ければ、こんな話を子どもたちから聞いたこともありません。
しかし、『今日は部活で疲れたので』『スマホをいじっているので』『見たいTVがあるので』『友達と遊ぶので』『親とケンカしたので』・・・
などの理由でやる気がでないという話ならよく聞いたことがあります。
でもこれらによって『モチベーション』が下がるではワケでは無いですよね!?
モチベーション=やる気ならば、このどちらも下がらなければならないので、やはりモチベーション≠やる気なんだと思います。(何となく話が背理法っぽい展開になってしまいました・・・)