- 英単語の暗記にはメリハリをつけるべし!
英単語の暗記に頭を悩ませる生徒を数多く見ます。聞けば、『意味だけでしんどいのに、ましてやスペルなんて!発音なんて!』というモノが多いです。
とりあえず伝えたいことは、『本当に書ける必要があるかどうか、落ち着いて考えな』ということです。
例えば、僕は1級単語の意味はある程度覚えていますが、その大半は書けません。
書けはしませんが、それで点数は取れました。
つまり単語の中でも、『書けないとマズい』のか、『意味が分かれば良いのか』、区分があるということです。
取り急ぎまとめると、基本単語と言われるものが基本と言われる理由は、『しょっちゅう使うから』という定義であることが多いです。
各単語帳のそのレベルのものは、もちろん書けるべきです。(曜日とか月の名前とか)
ですが、例えばセンター頻出単語など、そのレベルを超えたら『意味が分かればいっか!』と割り切る方が健全です。
何でもかんでもスペルまでマスターする必要はありません。これは強く思うことの1つです。
※ただ発音はチェックしておきましょう。適当な読み方で覚えてしまうと、リスニングが壊滅します・・・。
- やはり音読が鍵!
白状すると、僕の勉強時間の6~7割は『音読』です。
二次試験に至っては、10割音読です。結果、スピーチはべらべら喋ることができました。
尚、英語の成績が上がり始めたきっかけは、以前書いたこともありますが『音読学習』を始めたからです。
文構造や修飾節などの事項を意識せずに読むことが、英語の花形である長文を解くカギです。
その感覚をつけるのに、『音読』はやはり最高のツールの1つです。これは色々な研究も出ている学習法です。
まずは1日10分程度、レベルは中学1年生などのものからで構いませんので、日々の学習に取り入れていきましょう!
- 継続しよう!
1級合格と言うと、『1日どんくらい勉強したん!?』とよく驚かれます。
実は、1日当たりの学習時間は30分程度であり、期間は4か月程度です。
ただし、仕事が忙しかろうと、体調が悪かろうと、毎日欠かさずに継続しました。これが鍵だと思います。
例えばサッカーや野球などのスポーツも、丸ごと1日休むと、驚くほどパフォーマンスが落ちると思います。
英語も実はそれに似ています。実際、読まなくなった途端、センター試験の英文が読みづらくなったのをまだ覚えています。
まずは、『これぐらいなら継続できるな~』という分量から考えましょう。日課になってから量を増やせば良い話です。
無理して三日坊主になるくらいなら、ハードルを下げて継続を。
僕はそう感じます。(実際今でも、1級リスニングと長文音読は継続しています)
―ということで、取り急ぎ、受かってから思うことを3つまとめてみました。
少しでも日々の学習の参考になれば嬉しいです!
お読みいただきありがとうございました!