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2011年3月11日に起こった東日本大震災。
今まで当たり前のように生活をしていた
家や学校、そして家族が一瞬で失われて
しまったあの日…
現在でも復興作業は続けられており、
未だに仮説住宅での暮らしを余儀なく
されている人々が大勢います。
そんな東日本大震災時に、祖母を亡くした
というある女子大生の壮絶な体験と苦しみが
綴られたこちら投稿を紹介します。
「祖母を置いて自分だけ逃げた」と自分を責める女子大生
この回答者の心療内科の先生は
相談者に対しての目線がすごく好ましく感じる
この相談者の女の子が今は心おだやかであることを願う pic.twitter.com/zZkpovvXjW— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2016年1月25日
【記事全文】
大学生の女子。
何をしていてもあのことばかりを
思い出してしまいます。あの日、私は祖母と一緒に逃げました。
でも祖母は坂道の途中で、
「これ以上走れない」と言って座り込みました。私は祖母を背負おうとしましたが、
祖母は頑として私の背中に乗ろうとせず、
怒りながら私に「行け、行け」と言いました。私は祖母に謝りながら1人で逃げました。
祖母は3日後、別れた場所からずっと
離れたところで、遺体で発見されました。気品があって優しい祖母は私の憧れでした。
でもその最期は、体育館で魚市場の
魚のように転がされ、人間としての尊厳など
どこにもない姿だったのです。助けられたはずの祖母を見殺しにし、
自分だけ逃げてしまった。そんな自分を一生呪って生きていくしか
ないのでしょうか。どうすれば償えますか。
毎日とても苦しくて涙が出ます。
助けて下さい。
「祖母を置いて自分だけ逃げた」という
後悔の念に囚われ、苦しむ大学生の女子。
そんな壮絶な悩みに対し、
心療内科の先生からの回答はとても温かく、
心に響くものでした。