さて、それぞれの検定にはしっかりと受けるメリットがあることをご存知ですか?
いずれ受験が必要な中学生、高校生について詳しく書いてみました。
【中学生】
受験するときに高校に送られる『内申書』に、学校行事の取り組みだけでなく、取得した検定を記載することができます。
高校受験では、同じ高校(学科)を受験する生徒はたくさんいるわけですから、当落線上に並ぶ受験生は、一定数以上出てきます。
テスト+通知表の合計が同じ生徒が何人もいたときに、検定の資格を持っていることが、ほかの受験生との差となり、
合格につながるといったことが十分にありえるということです。
内申書に記載するというのは、合否判断の材料となる可能性を十分に持っているということです。
実際に山口県の高校には、一定以上の検定を持った生徒に対して加点する!とはっきり明記している高校・高専もあります。
中学生のみなさんは、在学中に、英検・数検・漢検の3級取得をコンプリートしましょう 。
【高校生】
英語検定を例に出すと、大学受験における優遇措置が非常に大きいです。
これから、英語の4技能を重視することに伴い、英語外部試験をそのまま導入する大学がさらに増えてきます。
2級以上の取得で出願資格や得点の加点、試験免除などの優遇措置があります。
(優遇措置を実施している大学/学部の例)
秋田大学(国立)・・・準1級以上で一般試験英語免除
筑波大学(国立)・・・2級以上で推薦入試出願資格
一橋大学商学部(国立)・・・1級以上で推薦入試出願資格
広島大学(国立)・・・準1級以上でセンター試験英語を満点扱い
専修大学(私立)・・・一般入試英語を2級で80点、準1級で100点に換算
明治大学経済学部(私立)・・・2級以上で英語試験免除、準1級以上で20点加点
立教大学(私立)・・・2級以上で一般入試(グローバル方式)英語免除
早稲田大学文学部(私立)・・・準1級以上で一般入試英語免除
今後も一般入試や推薦入試で優遇措置を取る大学は増えていくと予想されますので、
高校生には積極的に検定を取得していってもらいたいですね。
小学生、中学1年生、2年生のみなさんも、
3級につながる4級・5級取得(6級以降もありますよ!)にチャレンジしてみましょう!
かわしま進学塾では、これから検定取得強化月間です!
ぜひ、ご家庭でもお子様への検定受検&検定対策講座受講のお声掛けをお願いします!!