子育て

「おかあさん、ぼくが生まれてごめんなさい」

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ありがとう おかあさん
ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり
ぼくは 生きていくのです
脳性マヒを 生きていく
やさしさこそが、大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん
おかあさん
あなたがそこに いるかぎり

康文くんは重度の脳性マヒで8歳の時、
奈良の明日香養護学校に入学しました。

不自由児のための特殊学校で、
康文くんも母子入学でした。

康文くんは明るい子でクラスの人気者になりました。
1975年4月には体の不自由な子供達が集う
「タンポポの会」が「わたぼうしコンサート」を開き、
康文くんの詩が披露されました。

このコンサートはテレビ、ラジオでも取上げられ
森昌子さんが康文くんの詩を歌いました。

このコンサートのあと、康文くんは
突然天国に行ってしまいました。

窒息死でした。

横になって寝ていたとき、
枕が顔を覆ってしまったのです。

15歳の誕生日を迎えた直後だったそうです。

康文くんの先生で、この本の著者の
向野幾代さんは復刊にあたって

「あの子の詩は障害者が『ごめんなさいね』なんて、
言わなくてもすむような世の中であってほしい、
というメッセージ。

今もこうして皆さんの心に、呼びかけているんですね。

いま、障害者の問題は、
高齢者の方たちの問題でもあります。

『老いる』というのは、
障害が先送りされているということ。

歳をとると、足腰が不自由になって
車椅子が必要になったり、知的障害になったり・・・

健常者の方も、たいていはいつか障害者になるんですよ。

だから康文くんたちは私たちの先輩。

世の中をより良くするよう切り開いてきた、
パイオニアなんです」

と・・・

向野幾世著
『おかあさん、ぼくが生まれてごめんなさい』より
※詩の中に不適切ととられかねない用語がありますが、
障がい児本人の作品であり、原文を尊重しました。

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本当に障がい者が『ごめんなさいね』
なんて、言わなくても済むような
世の中を望みます。

その為に今自分が
何をするべきなのか・・・?

改めて考えさせられました。

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