こんにちは。
受験のためのそろばん塾『ピコ』の徳山です。
今年の4月からそろばんピコ平川校が、9月から吉敷校が開校しましたので、紹介させてください。
とりあえずはこちらをご覧ください。
小学校6年生のフラッシュ暗算の様子です!
そろばんには3種類あります。
①珠算(そろばん)
②暗算
③フラッシュ暗算
です。
上の動画は③のフラッシュ暗算の動画ですね。
フラッシュ暗算が見ていて一番そろばんのすごさが伝わるのですが、
そろばんは決して計算が凄くなるためだけのツールではありません。
そろばんピコの本部が京都大学の学生にアンケートを取ってみました。
『子供のころに習っていた習い事は何ですか?』
さてみなさん。
一番は何だったと思いますか?
1位 ピアノ(10人中9人)
2位 そろばん(10人中5人)
3位 スイミング(10人中3人)
なんと1位のピアノはほとんどの人が習っていたそうです。
これを見ると指を動かくことが頭に良いのでは?と感じますね。
そしてさらに詳しく分かったことはといえば、
ピアノは習い初めてすぐにやめる人が多かったのに対し、
そろばんはほとんどが小学生6年生まで続けていたということ。
そしてなぜかそろばんは段ではなく、2級までを取っている人が多かったということでした。
なぜ、2級なのか。
実はそろばんの計算テクニックをすべて習得するのが2級なのです。
それ以上の1級や、初段、2段となっていくと単純に計算の桁が上がっていくだけなのです。
つまり、そろばんの仕組みを理解することが勉強にも役に立つ!?
そろばんのすごいところ!
その1!!
数字の感覚が視覚的にわかる!?
例えば、そろばんをやっていない子が足し算をするとこうなります。
問題:7+8=?
単純に指を使って数えます。7から始まって8、9、10、11・・・といった感じです。
そして何度も何度も繰り返すことで7+8=15と暗記するわけです。
実は算数の計算はほとんどが暗記です。
皆さんも掛け算の九九をすべて覚えてから計算ををしたはずです。
足し算も引き算も同じなのです。
それに対し、そろばんをやっている子はこうなります。
例:7+8=5+2+8=5+10=15
こうやって式で書くと複雑に見えますが、こうなります。
まず7が入っています。
これに8を足すので、まず2をとって・・・
最後に10を足す。
つまり、10になる数字の組み合わせ、5になる数字の組み合わせを覚えたら、あとはすべて視覚的に処理するわけです。
上の動画の小学生は、頭の中でこれを想像しながら計算していたわけですね。
では、こうやって計算すると何がよいのか。
そろばんのすごいところ!
その2!!
計算に使っているところが普通とは違う!!
最近よく『右脳』という言葉を聞きませんか?
ここで簡単に右脳と左脳の違いについて説明します。
●左脳左脳は、言語の認識と言語的推理、計算と数理的推理、論理的思考などを受け持っています。読む、書く、話す、計算するなどの行為は左脳の役割になるわけです。そのため、左脳は言語脳、論理脳、デジタル脳などと呼ばれることがあります。人間の知性の源となるものが、この左脳に集まっていると考えてもよいでしょう。●右脳右脳は、図形や映像の認識、空間認識、イメージの記憶、直感・ひらめき、全体的な情報処理などを受け持っています。絵を描いたり、楽器を演奏したりするのは右脳の働きです。右脳は、イメージ脳、感覚脳、アナログ脳などと呼ばれることがあります。デザインや音楽などの芸術的な活動や、アイデア・ひらめきなどを必要とする企画の仕事、学問的な研究や技術の開発などでは、右脳の働きが重要になります。
ということです。
さて、計算は左脳となっていますが、そろばんの計算は果たしてどうなのか。
実は右脳を使って計算しているのです。
今まで説明してきた通り、そろばん式の暗算は頭の中でそろばんをはじいてそれを読んでいるだけです。
つまり絵画を見ているのと同じということですね。
実際に生徒たちが今日学校であったことを話しながらそろばんをはじいているのを見ると
本当に会話するところとは違う部分を使って計算しているのだなぁと思います。
暗算しながら、おしゃべりしているんですよ。
明らかにそろばんを習っていない人たちとは違う部分を使っているわけですね。
そして今後の教育改革で求められるようになるのは実は右脳なのです。
しかし、皆さん、直感やひらめきなんてどうやって教えますか?
難しいですよね。
だって私たちがそれを習ってきているわけではないのですから。
なので、そろばんです!
小さなうちからそろばん脳を作って、計算はもちろん。
それ以外の暗記ではどうにもならないような直観力や、ひらめきを身につけてはみませんか?