こんにちは。
山口市の学習塾『小さな学び舎たかおか塾』の徳山です。
先日、山口市の私立の学校「野田学園」さんの入試説明会に行ってきました。
この、入試説明会とは学校が、保護者の方や教育関係者などに今年の入試はどういった形で行うのか、どんな学校なのかを紹介するものです。
1年で何度か行われているものなので興味のある方は行ってみてください。
私たちKAWASHINグループは毎年参加しているものなのですが、今年の入試説明会は今までとはちょっと内容が違っていました。
今回特に野田学園さんが強く推してきたのは2つ!!
①GI(グローバルインターナショナル)コース
②ICT機器を使ったアクティブラーニング授業
です!!!
GIコースとは普通の進学クラスなどとは違い、英語・・・特に実践英語を学ぶコースでした。
実際に外国に行ったり、日本にあるアメリカの施設に行ってアメリカ人の生徒と交流したり・・・
スピーキングの能力をしっかりと磨く内容でした。
そしてアクティブラーニング授業に関して。
今週は特にこのブログ内でアクティブラーニングについての記事が多かったので、
アクティブラーニングが何なのかはここでは触れません。
アクティブラーニングを行うにあたって学校関係者と塾関係者が特に問題としている点が何点かあります。
その中の1つが・・・
『そんなことやってたら授業進度、確保できるか!!』
いやー、無理ですね。
ただでさえ学校が1週間で進む内容を塾は1回の授業で進まないといけません。
いろんな塾の先生が結局、
「無理ですよねー」
と言っています。
しかし、野田学園さんはそこで終わりませんでした!!
「今まで時間がかかっていたところを省略すればいいんじゃない?」
そこで登場ICT(Information and Communication Technology)機器!!
つまり、便利な機械使って楽にしちゃおうぜってことです!!
〇例えば先生が黒板に板書するのをスクリーンに映して
〇生徒の解答を作っている途中からリアルタイムでスクリーンに映し
〇スカイプで外国の人と直接話したり
〇机の上をパシャっとすぐにその画像がスクリーンに
などなど。
確かに、時間が足りないならその時間をどうやって作るのかを工夫するのは当たり前ですね。
少なくとも授業進度が確保できるならばやらない理由はなくなるわけですから。
実はこういった試みは野田学園さんだけでなく市内の他の私立の学校でも見られます。
2020年に迫った大学入試改革。
動き出したところはちゃんと動き出しています。
今後塾の教育というものがどういった形になるのかはなかなか予想できませんが、
本気で変わらなければいけませんね。
そのためには常にアンテナを張って情報を仕入れ、
自分の頭できちんと考えていかないといけません。
いや、ほんと。
大変な時代に生まれてしまいましたね(笑)