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中学入試に変化が!!小学生が解くとは思えない超難問の中学入試問題!!!

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こんにちは。

山口市の学習塾「小さな学び舎たかおか塾」の徳山です。

今年の山口大学教育学部附属中学校の入試で、

面接がありました。

中学入試なので小学生が受ける入試です。

そこで聞かれた質問が例年とちょっと違っていました。

どのように違っていたかというと、

面接室に入ると小説が載っている紙があるそうです。

その内容が、

(生徒の保護者の方から聞いたものなのでザクッとした内容です)

 

主人公があるスポーツをやっています。

パートナーの友達とずっと練習してきました。

ある大きな大会を前にしてパートナーがけがをしてしまいました。

競技を行うのに支障があります。

あなたはそのパートナーと大会に出ますか?

それとも別のパートナーと別に出ますか?

 

こういった問題です。

もちろんこれには正解があるわけではありません。

おそらく自分の答えに対してしっかりと理由が言えるのかというところが

判断基準になっているのだろうとは思います。

今までのザ・学力テスト!という内容とは全然違いますね。

 

2020年の大学入試改革のあおりを受けて中学受験にも影響が出ていているようです。

そこで今日はほかの中学校の入試に出ていた普通とはちょっと違う超難問の

入試問題を紹介します。

ぜひ挑戦してみてください。

 

中学受験といえば、公立の小学校で学んだ教科書の知識だけではとても突破できないような難問が多いことでも知られるが、ここ数年、思考力や表現力を問うユニークな設問も増えている。安田教育研究所代表の安田理氏が、この2月に出題されたばかりの入試問題をいち早く入手。その中から特徴的な記述問題を紹介する。

最初は大妻中野中学校(東京・女子校)の「新思考力入試」総合IIの問題である。「新思考力入試」はこのほか、総合I(理科・社会の合科型問題)、総合III(算数の力を見る問題)がある。総合IIはこれ1問で、50分で記述する。

【問題】
アメリカのニュース雑誌『TIME』では、毎年“person of the year”を選出しています。これは、「その一年を代表する人物」という意味で、下の資料のように、その年最も世界に影響を与えたとされる人物を挙げています。

2004年 ジョージ・W・ブッシュ(第43代アメリカ合衆国大統領)
2005年 ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者) 他

2016年 ドナルド・トランプ(第45代アメリカ合衆国大統領)

さて、2006年、この“person of the year”に選ばれたのは、大国の権力者や経済界のリーダーなどの一個人ではなく、“You(あなた)”でした。なお、この2006年は、インターネットにおける新しいサービスであるYouTubeやtwitter、その他多くのSNSが誕生・普及し始めた年です。これをきっかけに、インターネットさえあれば世界中の誰もが情報を発信できるようになりました。

以上をふまえて、『TIME』誌が“You”を選出した理由や意味、これに関わる他の例、そしてあなたの考えを400字から600字でまとめなさい。

次に、光塩女子学院中等科(東京・女子校)の「総合」の問題では、『日本の橋─その物語・意匠・技術』(五十畑 弘著)の序文である「はじめに」を読ませて、いろいろな角度から出題している。

「土手の模型」の実験などを基に理科的な設問が6問、新井白石の『東雅』や最近の新聞記事、『東京 β』(速水健郎著)、明治時代の『米欧回覧実記』などの文章を基に自分の考え、意見を述べさせる設問が8問ある。

引用文献からして、小学生対象とはとても思えない高度なレベルである。光子さんを主人公として様々な設問を展開していく問題だが、その最後の設問が下記である。

【問9】
下線部9「橋は、ほかの建造物とともに、文化、歴史を読み解く格好の対象である」とありますが、光子さんは建造物としての役割、文化や歴史を読み解くための材料に加え、現代社会においては、他にも橋の役割や存在の意味があると考えました。そして光子さんは、リード文にあった「壁ではなく橋を築くべき」だというローマ教皇フランシスコの発言を思い出し、自分にもできることがあるのではないかと思いました。あなたなら「壁ではなく橋を築く」ということを実現するために、どのようなことを実践しますか。具体例を挙げて思う存分書いてください。

最後に紹介するのは、かえつ有明中学校(東京・共学校)の「思考力入試」の思考力Iの問題だ。

さまざまな動物の「知能」に対する評定値の平均と順位が示された資料が示された。〈人間の知能を100としたとき、さまざまな動物の知能がいくつになるかを、大学生120名に回答してもらったときの平均値を表したもの〉だという。そこで以下の設問だ。

【問題】
あなたなら、「オウム」を資料のどの動物とどの動物の間に位置づけるか答えなさい。また、その理由を30字以内で答えなさい(正しい答えがあるわけではありません。理由づけの力を見るものです)。

以上3問。

どうですか。

今まで学校で培てきた能力とは全く違うものを要求しています。

2問目の「思う存分書いてください。」なんて問題は生まれて初めて見ました!

今後の生徒たちはこういった能力が必要なんですね。

このブログを見ている保護者の皆様、

そして教育関係者の皆様。

中学受験はもう動き始めましたよ!!

 

 

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