こんにちは 😀
山口市の平川と吉敷に校舎があります、KAWASHINグループ「小さな学び舎たかおか塾」の佐藤です。
この前、興味深いお話を聞きました。
人間の脳は
「人間脳」「爬虫類脳」「哺乳類脳」
でつくられていると!!!!
いやいや、人間は人間でしょ?( ˘ω˘)( ˘ω˘)スヤァ
と、わたしの思考回路は一瞬とまってしまったのですが 😳 💦
詳しく調べてみると、実は、「目標達成」に非常に役立つ知識でした!!
人間の脳は、大きく分けて3つの脳に分けることができます。
1、人間脳は「考える脳」です。言語や思考や論理・イメージなど人間がもっている高度なモノを司ります。
2、哺乳類脳は「感じる脳」です。好き嫌いの感情や海馬などの記憶、認知での意味づけなどを司ります。
3、爬虫類脳は「生きるための脳」です。心臓を動かしたり呼吸をしたり生理現象だったり反射的反応など、生きるために必要な生命維持活動。つまり本能を司っています。
爬虫類脳を被せるように哺乳類脳が発達し、哺乳類脳に被せるように人間脳が発達してきました。大きく見ると一つの脳ですが、3つそれぞれ役割が違うんですね。三位一体脳といわれる所以です。
それぞれが3つの違う役割なため、3つの脳がそれぞれ独自の考えをもっていると思ってもらえると分かりやすいです。
どんな流れで行動しようと思うのか。ちょっと見てみましょう。
行動に移す流れ 人間脳 ⇒ 哺乳類脳 ⇒ 爬虫類脳
まず、人間脳が「〇〇をすれば未来はこうなるはず!」と想像し行動しようとします。すると、それに反応した哺乳類脳が「ちょっとまて」と昔の失敗した記憶を蘇られせ不安や恐怖・焦りなどの感情を呼び起こします。不安や恐怖をコントロールするべく「人間脳 ⇒ 哺乳類脳」へ落ちつけと命令します。ですが、感情をうまくコントロールできません。感情がコントロールできないのには、理由があります。いくら人間脳がコントロールしようと命令しても哺乳類脳には効きません。実は、脳の命令系統は逆なんです。
命令系統の強さ 人間脳 < 哺乳類脳 < 爬虫類脳
命令では爬虫類脳である本能が一番強いんですね。人間脳が一番頭が良いんですが、一番弱いんです。
爬虫類脳(本能)の命令には絶対服従させられます。
爬虫類脳に働きかける
さきほど、一番の命令系統は爬虫類脳だと言いました。
だから、実際行動できる自分になるには爬虫類脳に直接働きかける必要があります。
爬虫類脳はシンプルな行動パターンなので、上手に働きかけることができれば今までと違った命令パターンになってくれます。人間が爬虫類脳を使っている部分を変えていくということです。
例えば、
美容院へ行きたい。書店で雑誌を立ち読みしたり、ホットペッパーで口コミをみたり、ネットで「メンズ髪型」「〇〇市美容院」とか検索してみたり、一度下見にいってみたり美容院に対して意識を向けていくんですね。少しずつ美容院に対して抵抗感をなくしていくこと。いきなり行こうとするから壁が高くなって行動できなくなります。簡単なことから変えていくことです。
毎日ジョギングをしたいけど行動できない。週に1回でいいから10分間でも歩く。慣れてきたら20分に増やしてみる。次に週3回にする。次にジョギングにしてみる。で、週5回や毎日の習慣にする。もしくは、ジョギングのジャージを買いに行く。めざまし時計をセットする。寝る前にジャージを枕元に準備しておく。ジャージに着替えてみる。こんな些細なことでもOKです。いきなり毎日ジョギングしようとすると哺乳類脳がジャマをするので、爬虫類脳にちょっとずつ変化を加えていく。
簡単なことから変えていくことです。
このように小さなステップにして壁を低くする。つまりベビーステップで赤ちゃんでもハイハイで越えられそうな壁にしていくということです。
そして、行動をするからモチベーションがあがります。爬虫類脳のためのベビーステップの行動により哺乳類脳が影響され、やる気やモチベーションがあがるんです。
「モチベーションがあがらないから行動できません。」というのは逆なんですね。
行動するからモチベーションがあがる。のです。
「目標」は達成することに意味がある。
でもそのまえに、まずは行動することに意味がある。
脳の仕組み的にも、「原田メソッド」はものすごく正しい目標設定術なのです・・・!!