今日は、日本古来から伝わる「徳を積む」という神道の考えをご紹介します。
お金持ちは、この「徳を積む」ということが自然にできている人が非常に多いそうです。
そもそも徳を積むってどういうこと?
まずは、徳を積むとはどういうことなのか?
「徳を積む」というと、すごく難しいことをするイメージがあるかもしれません。
でも、神道で言われている徳積みは非常にシンプルで、ズバリ「いいことをしよう!」になります。
たとえば、
電車の座席に座っているときに、腰が痛そうなおばあちゃんに席を譲ってあげる。
道端に落ちているゴミをひろって、ゴミ箱にいれる。
友達が辛そうにしてるから、相談にのってあげる。
などなど、世の中にプラスになること全てが徳を積む方法になります。
徳を積むことは、自分の身体の中に”幸せ貯金”をするようなイメージになります。
おばあちゃんに席を譲ったから、幸せ貯金が10ポイント!
人知れずゴミ拾いをしたから、30ポイント!!と、神様が幸せポイントをくれるのです。
この幸せポイントが多いほど、不思議と身の回りで「いいこと」が起きます。
立ち寄ったお店でちょっとしたサービスをしてもらったり、
ふとした時に、サプライズのプレゼントをもらったり、
今まで「たまたまラッキー!」と思っていたことは、実は幸せ貯金がたまっているからかもしれません。
幸せ貯金の残高が増えるほど、身の回りに幸せなことが起こるようになる。
というのが、「徳を積む」の基本的な考え方です。
「徳」には、大きくわけて、「陽徳」と「陰徳」の2種類があります。
陽徳とは、人から感謝されたりほめられたりするような、イイコトが明るみになっている徳のことです。
一方、陰徳とは、誰にも褒められたりはしないけれども、人知れず行ったイイコトのことです。