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アクティブラーニングコンテスト実施~いちばん効果が高い学習の方法とは~

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山口市・宇部市の学習塾「かわしま進学塾」の野上です。

 

最近、中学3年生の教育相談を行い、夏合宿で行った目標設定「オープンウィンドウ」の反響大です。

9月は目標設定第2弾の実施をしていきます!

「日本一、目標達成ができる塾」を目指して、今月も頑張ります!!

 

さて、9月10日(日)は、アクティブラーニングコンテストを行いました 😀  😀

今回は、

大分県の【さとう進学塾】から佐藤塾長・小畠先生、

広島県の【学び舎SORA】から荒川先生、

また、山口市の【学習塾aluco】の松尾塾長にご参加いただきました。

 

「アクティブラーニング」という言葉は、最近良く耳にするようになりましたが、

現状教育の問題点とアクティブラーニングとはいったい・・・?

 

現状の教育とアクティブラーニング

生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った人材は、学生からみて受動的な教育の場では育成することができません。

従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から、

教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知 的に成長する場を創り、

学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修(アクティブラーニング)への転換が必要になります。

すなわち、個々の学 生の認知的、倫理的、社会的能力を引き出し、

それを鍛えるディスカッションやディベートといった双方向の講義、演習、実験、実習や実技等を中心とした授業への転換によって、

学生の主体的な学修を促す質の高い学士課程教育を進めることが求められています。

学生は主体的な学修の体験を重ねてこそ、生涯学び続ける力を修得できるのです。

 

文部科学省が定義するアクティブ・ラーニングの定義は以下のとおり。

教員による一方向的な講義形式の教育とは異な り、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。

学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。

発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、

教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。

 

もっと理解を深めるために、ラーニングピラミッドのご紹介をします。

 

ラーニングピラミッド

アメリカ国立訓練研究所の研究によって導き出された、学習定着率を表したものが「ラーニングピラミッド」です。

能動的になればなるほど学習の定着化を図れるとされています。

裏を返せば、受動的になればなるほど定着化しないということです。

  • 講義を受ける-5%
  • 資料や書籍を読む-10%
  • 視聴覚(ビデオや音声等による学習)-20%
  • 実演を見る-30%
  • 他者と議論する-50%
  • 実践による経験、練習-75%
  • 他者に学んだことを教える-90%

ピラミッドの下段、つまり能動的・主体性が必要な学習になるほど学習定着率が高い=教育効果が高いと言える研究結果が出ています。

他者との関わり合いや、自らの実践経験が重要になるほどに定着率が高くなるという傾向があります。

実演・実験までが30%なので、残りの70%は行動して実践してみることや、周囲の仲間がいることがとても重要になるということですね。

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