こんにちは!!山口市・宇部市の学習塾『かわしま進学塾 宮野校』のヒゲです!!
実はお盆休みごろから3DSのドラクエ11を始めまして、以降毎日少しずつ(1日30分ぐらい、休日ガッツリ)やっております。
ドラクエに関しては中学生ぐらいの頃から始め、6、7、8、9と発売日に入手し、3,4,5はリメイク版をやりました。
11も発売日(7月29日)に購入したかったのですが、夏季講習の初っ端でやってしまうのは自殺行為い等しいのでは!?と思い悩んだ末、お盆休みに購入した次第デス!!
ここで過去を紐解いてみると・・・
1980年に『ファミコン』が登場して以降『ゲームボーイ』『スーパーファミコン』『プレステ』『Nintendo64』『セガサターン』『DS』『ゲームキューブ』『プレステ2』『Wii』『PSP』『3DS』『プレステ3』『プレステ4』『Nintendo switch』と主だったゲーム機だけでもこんな感じになります。さらに現代の小中高生はココに『スマホゲーム』も入ってくる感じですね!!
日本において1970年代以降に産まれた方でこのいずれでも遊んだ経験が無いという方は恐らく1%も居ないのでは無いかなと思います。
ちなみにボクは小学5年生までゲームが与えられないという家庭であり、当時クラスメイトの過半数が『スーパーファミコン』を持っていたということもあって、休み時間のゲームの話題についていけないという、そこの部分では寂しい小学生時代だった(および大人になってからも、あのゲーム懐かしいよね!!という話題についていけない)という苦い過去があります。
そして、その1980年代から勃発した戦争が『勉強VSゲーム』戦争です。『宿題しないとゲームを捨てる!!』であったり『テストの点数が悪いからゲームは封印!!』というような争いがもうかれこれ30年以上続いているわけであり、初期のその戦乱では『ゲーム側』だった子どもが、30年経ち人の親となることによっていつの間にかその戦乱の『勉強側』に寝返ってしまったという方も、この記事をご覧になられている人の中に多数いらっしゃられるのではないでしょうか。
(※ちなみにゲームと勉強の関係性については『ゲームOK』の子の方が勉強に集中し、親との会話も長い!?(7月13日の記事)をご覧になって下さい。)
さて、本題です。
『なぜ子どもは勉強よりもゲームにハマりやすいのか!?』という事を考えたとき、非常に興味深いツイートがあったのでご紹介したいと思います
子どもがゲームにハマりやすい理由↓
・自分の行動に対する評価(報酬)がわかりやすい。
・評価があがれば出来ることが増える。
・出来ることが増えるとさらに評価される。
・出来ないことは道具や仲間の力を借りれる。
・失敗してもやり直せる。↑子育てや教育に必要なこと。
— Nikov (@NyoVh7fiap) August 13, 2017
そしてこのツイートに対するリプライ(返信)に
それに対して現実は…
・厳しい指令なのに「決して失敗は許されない」と言う両極端の悪いところだけをとったようなバランス
・厳しい指令を達成出来たとしても評価されることはほぼほぼない渋い評価システム
・出来ないことは仲間を利用する共闘(椅子取りゲーム)システム
・失敗は死を意味する— しろつばき (@kuro1883) August 14, 2017
このリプライを学校教育に置き換えると
『多くのゲームはトライ&エラーの繰り返しですよね。
でも教育では一度失敗(赤点をとってしまう等)すればもう成績は下がる…
いい点数をとってもそれが当たり前だと思われたいしてほめてもらえない』
特に一番上に書いてある『自分の行動に対する評価(報酬)が分かりやすい』という点に深く共感しました。
ゲームならば時間をある程度かければレベルが上がるであったり、テクニックが身につくであったり、何らかのアイテムが手に入るであったりが分かりやすいですが
勉強ならば、そもそもそれがどのような評価につながるであったり、今やっている勉強がどのような直近の報酬または将来的な報酬につながるのかということを勉強が苦手な子ほど知らないであったり理解できていないであったりすると思います。
さらに言うと、ゲームではこの評価や報酬がゲーム内で説明(チュートリアル)されますが、勉強に関してはその説明が必ずしも行われていない、または行われていたとしてもそれを子どもたちが完璧に理解しているとは言いづらいのでは無いかなと思います。
何よりも
『・自分の行動に対する評価(報酬)がわかりやすい。
・評価があがれば出来ることが増える。
・出来ることが増えるとさらに評価される。
・出来ないことは道具や仲間の力を借りれる。
・失敗してもやり直せる。』
という好循環が子どもたちに面白さ(=興味深さ)を産み出すのであります。ではこれを勉強で行っていくことが出来ないのかというと、必ずしもそういう訳ではないと思います。
結局勉強に興味を持つ(=面白いものとして捉えられる)為には、周りの環境が不可欠です。周りの環境とは、親を始めとする家庭であったり、学校や塾、または地域でのコミュニケーションであったり、部活であったり・・・と様々あると思います。
しかしながら子どもに興味を持たせるという行為を怠っているにも関わらず、子供に結果のみを求めるという行為は、ちょっと子どもたちにとって酷なんじゃないかなと思います。
少なくとも私たちKAWASHINグループはそのような場を子どもたちに提供し続けていきたいと思っております。